日本橋人形町のアイコン・ランドマークとも言える神社『水天宮』は、やはり一味違う。
…まさに、”ハイスペック神社”と言えるだろう。
水天宮・境内
まずは、基本的な事から説明したい。
この水天宮は安産や子授けにご利益のある神社で、総本宮は福岡の久留米市にある。江戸時代、参勤交代の際にお参りができるようにと、有馬藩邸内(港区)に勧請した事を起源としている。
入り口・階段前に掲げられた「御由緒」
ちなみに今年は江戸鎮座200年の節目。
現在の社殿も、これを迎えるにあたり2年前に建て直した。確かに、とにかくとっても綺麗。社殿も参道も境内末社もほとんどが新築のように見える。
…ただ水天宮は社殿が綺麗というだけでなく、いろいろな意味でハイスペックなのである。
・・・
ハイスペックな理由は2つある。
水天宮への入り口は2つ。こちらが正門だろうか。
1.参拝者がハイスペック
人形町は下町であるが、日本橋中央区に位置する。港区や千代田区も近いので、その近辺に住んでいる人が多数参拝しているのではないかと予想される。
…もちろん、参拝の目的は”安産祈願や子授け”
なので家族連れやカップルで参拝している人が多いのだが、彼らを見れば上品で、良いトコ育ちなのが一目でわかるレベル。
”子宝いぬ”。犬は安産・多産の象徴でもある。
例えば小さい子供でも、ジャケットを来ているし、おじいちゃんもとても綺麗な服装をしている。
”みんなで参拝した後、銀座にでもご飯を食べに行こうか〜”
…なんて会話が聞こえてきそうな感じ。
※これは本当に、水天宮に行った人にしか伝わらないので説明しても分かりにくいが。逆に、観光客っぽい人やツアーで来ているような団体客はあまりいなかった。
火風神社・高尾神社・秋葉神社(境内末社)
2.境内がハイスペック
境内自体はそこまで広くないのだが、境内の社殿右手がビル内部へ続いていて、そこに神札所や待合室が設置されている。
※ビル内はまるで産婦人科の待合室のように落ち着いているし、寒い冬も平気。そして、お守りやお札の販売所も、あたかも”お土産ショップ”のような感じで、しっかりと作られている。
水天宮・社殿
参拝する妊婦も安心して来る事ができるし、寒い中でお守りを買ったり、ご祈祷を待ったりしなくても良い。
…まさに、水天宮は家族連れにとって居心地が良い場所なのである。
もちろん、東京にはもっと歴史のある神社もあるし、境内が広い神社も存在する。ただ、参拝者のユーザビリティーやサービスを意識した神社という意味では日本橋…いや、都内でもトップレベルかもしれない。
同じく有馬藩邸内にあった「寳生辨財天」も勧請
日本橋人形町という場所、そして水天宮の高ユーザビリティー施設も手伝ってか、まさに女性(ママさん)の聖地とも言える神社となっている。
※たしかに、美容関係の神社など若い世代に流行る神社は他にもあるかもしれないが、水天宮の魅力とは一線を画していると言えるだろう。
”水天宮HP”より
そして、耐震構造もバッチリだそうな!
…やっぱりハイスペックすぎ。
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水天宮【HP】
住所:東京都中央区日本橋蛎殻町2丁目4-1