皆さんは、台場というものをご存知ですか?
「お台場のこと?みんな知ってるんじゃない?」と思うかもしれませんね。そう…皆さんが知っているあの”お台場”のことです。
(枚方の台場の話は、また後ほど…)
では、そもそも「お台場」とは何なのか、なぜお台場というのか…皆さんご存知ですか?
学生の頃に歴史の授業で習ったのを覚えているかもしれませんね。台場というのは、もともと江戸時代に設置された砲台のこと。
外国船に対抗するため、威嚇する目的で砲台が置かれたゾーンを”台場”というんですね。
現在の東京のお台場も、もともとはそうした砲台が置かれていたことから台場という名前になっています。
つまり、台場というのは東京の”お台場”に限ったものでもないとも言えます。
幕末などの時代には、多くの台場が全国各地に作られています。その中で地名として残っていて有名なものが、東京の”お台場”ということなんですね。
・・・
なぜこんな話を僕がしているのかというと…
僕が住んでいる大阪の枚方市にも”台場”があるからなんです。
しかも、日本でもなかなか珍しい、内陸の河岸に作られた台場で、とても貴重なものです。
僕は24歳のサラリーマンなのですが、小さな頃から日本史が好きで、大学時代も日本史を専攻していました。
そのまま研究者になりたかったのですが、…そこまでの頭がないことに途中で気づき、挫折しました。
でも、今でも趣味として日本史を楽しんでいます。
そんな、僕のような歴史好が必ずぶち当たる壁が世の中にはありまして。
…それが、当然誰でも知っているだろうという感覚で話したことが、全然世の中的には常識じゃないということ。
これはすごく多くて落ち込むことも多いんですが、最近特に驚くのが、枚方の歴史などに関しても、全然知らないし興味のない人が多いんですよね。
枚方の歴史に関しては、小学校などで習っているはずなんですけどね。
地元・枚方に先程も述べたように珍しく貴重な台場があるということを知らない人がものすごく多いですし、なんとなく台場があったことは知っていても…
そもそも台場がどんなものか知らなかったり。
でも、枚方の台場跡は、すごく貴重なものなんだよ!っていうことが言いたくて、今こうしてその思いを文章にしているわけです。(笑)
注:イメージ画像(出典 Instagram)
そんな、かつて枚方にあった台場が「楠葉台場跡」です。
楠葉は枚方市の北端部の地域の名称。枚方市内には淀川が流れていますが、楠葉の淀川沿いに設置されたのがこの楠葉台場なんですね。
注:イメージ画像(出典 Instagram)
3台の大砲と火薬庫を備えた台場で、京都守護職松平容保が命じて1865年に江戸幕府が作ったと言われています。
その主な目的は、外国の脅威や尊皇攘夷派の活動から京都を防衛するためだったということですが、なぜこの楠葉台場が貴重なのかというと…
注:イメージ画像(出典 Instagram)
先ほども言ったように、内陸の川岸につくられた台場だから。
普通、台場は外国に対抗するために作られているので、海岸沿いに作られるものなんですよね。しかし、この台場は内陸に作られています。
ちなみに、内陸の台場は楠葉台場を入れて日本に二例しかないそうです。
注:イメージ画像(出典 Instagram)
というわけで、この楠葉台場は2011年に国の指定文化財の史跡として登録され、枚方市もそれを受けて整備を開始。
2016年に「楠葉台場史跡公園」としてオープンしました。
しかし、史跡として特に今見るべきものがあるかと言われると…そんなことはなく、公園というより、野原といった感じの雰囲気。
注:イメージ画像(出典 Instagram)
…言われなければ。確実に通り過ぎると思います。汗
まあ、「台場跡」ですから何もないのは仕方ないんですけどね。(笑)
実は京阪電車の沿線にある施設なので、関西に住んでいる人はこれまで目にしたことがあるという人も多いはずなんですが、これが実は貴重な歴史遺産なんだと伝えるとびっくりされるでしょうね。
注:イメージ画像(出典 Instagram)
しかし、歴史好きにはたまらないスポットとなっています。
そんな貴重なスポットが、実はものすごく身近なのにみんな気付かないような場所にあるっていうのが…
それこそ歴史のロマンなんじゃないかと僕は思います。
注:イメージ画像(出典 Instagram):
実際に台場跡に行ってみると、台場や時代背景の説明などの看板があり、ここが重要な史跡なんだなどいうことが実感できると思います。
そういった知識を入れてから野原を見ると、ものすごくロマンあふれる場所に見えてくるから不思議です。
注:イメージ画像(出典 Instagram)
たまに、この周辺で原っぱをやたら楽しそうに見つめてる人がいるな~、って人を見かけたら…
その人はほぼ確実に歴史好きです。温かい目で見守ってあげてください。(笑)
わざわざ枚方の外からやってくるのは大変かもしれませんが、枚方やその近隣に住んでいる人は、ぜひ一度、地元の歴史を知る意味でも訪れてみてほしいです。
歴史のロマンに浸れると思いますよ!
楠葉台場跡
住所:大坂府枚方市中之芝二丁目
・あわせてチェック
#枚方の出会い #枚方セフレ #枚方(割り切り出会い掲示板) #枚方でセックス #枚方でママ活