皆さんこんにちは。僕は東京都国分寺市出身、そして在住の27歳サラリーマンです。
もうすぐ一人暮らしをする予定ですが、これまで27年間、国分寺で育ってきた生粋の”国分寺っ子”です。
※まあ、ずっと生まれ育ってきたわけですから、いやでも国分寺愛が生まれてくるものですけど、みなさんは国分寺という街のこと、ご存知ですか?東京以外の人だと、どこにあるのか知らない、っていう人も多いでしょう。もしかしたら東京の人でも「どこにあるの?」って思う人がいるかもしれません…。
国分寺はいわゆる”西東京エリア”であり、23区外なので影は薄いですが、吉祥寺がある武蔵野市や三鷹市の隣に位置する市なんです。
電車の駅としても吉祥寺からすぐ西側にありますよ。
JR中央線も通っているので、交通の便も良く、都心まで結構すぐに出られます。それでいて程よく都会過ぎないので、住む分にはなかなかいい感じ。
※地味に西武戦とJR中央線の接続駅にもなっていますしね。
逆説的ですが、便利なのに思ったほど人気エリアでもないというのも住むのにはちょうどいいんです。地理的にはほぼ吉祥寺と同じなんですけどね。なんででしょうね。これから東京に住もうと思っている人、オススメですよ。
そんな国分寺。
※東京に住んでいてもイマイチよく知らない、なにがあるのかわからないと言われることも多くて、同僚にもよく国分寺のことを説明したりしている僕なんですが。
…まあ、改めて考えてみると人にオススメしたいような観光スポットはそれほどありません。
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ですが、やっぱり国分寺を語るにはまずココでしょう、というスポットが1つあるんです。
それが、地名の由来にもなっている「武蔵国分寺」というお寺です。
※「へえ〜、国分寺って、国分寺っていうお寺があるから国分寺なんだ〜」っていうくらいのリアクションで終わることも多いですし(よく考えたらそりゃそうだろって話ですよね)、オススメスポットがお寺…というと微妙なリアクションをされることも多いですが。汗
実際にとてもパワーのみなぎる素敵なお寺なので、一度偏見を持たず訪れてみてほしいんですよね。
注:イメージ画像(出典 Instagram)
そもそも国分寺というのは、741年に聖武天皇が日本各地に建立を命じた寺院。
…というのは小中学校の社会の授業で習った記憶がある人も多いと思いますが、そのうち現在の東京都国分寺市に建立されたのが「武蔵国分寺」なのです。
※当時の建物は1333年に分倍河原の戦いで焼失してしまったということで、現在は創建当初の場所からは少しだけ位置が移動していて、当初の国分寺跡地は「武蔵国分寺跡」「武蔵国分尼寺跡」という史跡として整備されています。
もともと武蔵国分寺は全国の国分寺と比べて規模が大きく、歴史的重要性も高いと言われているんです。
※かつての国分寺跡はその敷地が公園となっていて、散歩するだけでかなり気持ちがいいですよ。
現在の武蔵国分寺は、1335年に新田義貞が1335年に薬師堂を建てたことに始まり、その後一度衰退し、現在の薬師堂は江戸時代中期に再建されたものなのだとか。
※武蔵国分寺と武蔵国分寺跡の周辺には大量の史跡が現在も残されているので、歴史好きの人やパワースポットが好きな人などはかなり楽しめると思います。
ちなみに、こちらのお寺ですが、訪れてみると案外それほど大きくないのかな?という印象を持つかもしれません。
※正面入り口はあまり大きくないですし、本堂自体はそれほど大きく感じません。
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しかし、実際に入ってみると敷地は中々広大で、本堂のほかに仁王門、薬師堂、墓地、末社などを合わせると結構見どころは多いです。
とはいえ一大観光地になっているようなお寺と比べると規模はそれなりですが…。
観光地ではない雰囲気のお寺でこれくらいの規模と雰囲気があるものはなかなか無いのでは?
※規模の割には人も多くないので、落ち着いてめぐることができますし、観光地化しているお寺よりもパワースポット感があって最高。
また、この国分寺の北側には都立武蔵国分寺公園があり、こちらも素敵なんです。
広大な敷地に様々な植物が植えてあり、芝生や野鳥の森もあれば池や滝もあります。ぐるっと一周するだけでも結構時間がかかりますし、散歩に訪れるだけでも結構楽しいですよ。
※ちなみに、これらのスポットは国分寺駅よりも西国分寺駅の方が少しだけ近いので、お気を付けください。
注:イメージ画像(出典 Instagram)
パワースポット巡りが好きな人、都市公園が好きな人、そして都心の喧騒に疲れた人は、ぜひ一度、武蔵国分寺を中心に観光をしてみて下さい。
きっと国分寺市の魅力に気付いてもらえると思います。
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#国分寺の出会い
武蔵国分寺【HP】
住所:東京都国分寺市西元町1-13-16