皆さんこんにちは。私は巣鴨に住んでいる26歳の女性です。
※私は岡山県出身、大学時代を京都で過ごした、完全なる西日本の人間なのですが、大学卒業後、就職で東京にやってきました。そして、職場が巣鴨にあったこともあって巣鴨に住み始め、今でも巣鴨に住んでいるというわけです。
巣鴨と聞くと多くの人が…”老人の住む町”というイメージを持っていると思いますし、実際におじいさんやおばあさんがたくさん歩いています。
町の空気もゆっくりですし、みんな歩くのもゆっくり。
※ただ、私自身ものんびりしているというか、トロい部分がありますし、この町の空気感は結構好きです。
意外と自分に合っている町だなという気がしていて、特に引っ越そうとか考えたことはないんですよね。
※逆に都心部に住むことになる方がちょっと怖いなと感じるくらいだったりもしますし。しかも、町にいるのは全然高齢の人ばかりじゃなくて、若者も結構たくさんいますしね、巣鴨には。
近々転職しようかなとも考えているんですが…
巣鴨は離れたくないなあ〜と考えているくらいなんです。若いのに変わってるってよく言われますけど。(笑)
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さて、そんなわけで私にとっては住みやすい町・巣鴨。
街並みや商店街の雰囲気などはある程度都会でありながらも、ちょっと地元感・下町感もアリ。
※なんだか懐かしさを覚えさせるような雰囲気もあるので、散歩したりするのも面白い。
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先日も近くのとあるレトロスポット(?)に訪れまして、すごく素敵だったので今回紹介させてもらいます。
そのスポットというのは、銭湯。
じつは私、生まれてからこれまで一度も銭湯というものに行ったことはなかったんですけど、先日初めて近所の銭湯に行ってきました。
※というのも、ある日お風呂のお湯が出なくなってしまって、でも、お風呂に入らないわけにもいかないし。検索してみたところ、周辺にいくつか銭湯があることを知り、中でも有名であるという銭湯に行ってみたんです。
…私にとって人生、初銭湯でした。
東京みたいな都会にも銭湯ってあるんだなあ、という気持ちと、巣鴨なら銭湯って結構似合うかもなあ、なんて思いながらワクワクして足を運びました。
※まさか東京で初の銭湯を体験することになるとは思っていませんでしたが、開放感たっぷりのお風呂は思った以上に楽しくて素敵な体験でした。
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そんな、私が訪れた巣鴨の銭湯というのが…
注:イメージ画像(出典 Instagram)
『稲荷湯』です。
※西巣鴨駅と板橋駅の間にある銭湯で、巣鴨の有名な「巣鴨地蔵通り商店街」を抜けた先にあります。
この銭湯、何が有名かというと…銭湯自体のすばらしさはもちろん「現存する最古の銭湯」という事で観光地的な人気も誇っているのです。
注:イメージ画像(出典 Instagram)
創業は明治時代の末期ということで…
訪れてみると、もう見るからに歴史を持った超レトロな外観。
※レトロなものや古い町並みなどが好きな人ならその外観だけでテンションが上がってしまうこと間違いなしです。
注:イメージ画像(出典 Instagram)
私は初銭湯だったので他との比較はできないのですが、入り口の番台に「あ、これ…なんか見たことある!!」となってテンションが上がりましたね。
脱衣所からしてレトロな雰囲気が漂い、素敵です。
※それでいて、ぼろいという感じは全くなくて、清潔感は保たれているんですからすごいですよね。
注:イメージ画像(出典 Instagram)
桶は木桶、壁には絵、私の思い描いていた銭湯そのもの。
初めての銭湯なのに懐かしさがあるといいますか、「ああ、日本の心」なんて思ったり。(笑)
※ただ、ちょっと気になったのが、壁の絵が富士山ではなかったこと。後で確かめてみると和歌山の「潮岬」の絵だそうで、富士山は男湯だけなんだとか。女湯と男湯で絵が違うものなんですね~、テレビなどで銭湯を見るときは男湯ばかりな気がしますから、こんな私の勘違いも納得ですが。
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そんなわけで、現存最古の銭湯の称号にふさわしい、銭湯らしさ満載の稲荷湯。
注:イメージ画像(出典 Instagram)
人気の理由はもう一つあって、じつは映画「テルマエ・ロマエ」のロケ地としても利用されたんです。
※映画の影響もあって、全国から多くのお客さんが訪れ、さらには海外からもお客さんが増えたんだとか。
私が訪れたときにはまあまあ混んでいましたし、利用者のリアクションを見ていると、やはり観光地化している印象がありましたね。
注:イメージ画像(出典 Instagram)
とにかく巣鴨に訪れたら寄ってほしい。
※いや、巣鴨に用事はなくてもこのために足を延ばしてほしいと思わせる素敵なスポットでした。
銭湯のすばらしさに私も目覚めましたしね。
※巣鴨周辺や東京にはまだまだ素敵な銭湯がたくさんあるようなので、またこれからも機会があれば訪れてみたいと思います。
銭湯に行ったことがない人も多いと思いますが、皆さんも一度、訪れてみては?
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