みなさんこんにちは。長崎市在住の24歳のサラリーマンです。
長崎出身で、現在も長崎に住んでいると言うと、結構「いいな~」というリアクションをされることが多くて…
ちょっと驚きつつも、住んでいること自体嬉しいと言うか、そんな気持ちになることが多いです。
正直なところ、長崎なんて西の端の小さな町ですし、田舎ですし、県外の人からするとあまり眼中にない地方都市なんだろうな…
と勝手に思っていたんですが。
長崎の持っている文化や歴史っていうのは、県外の人にも認められているんだな、と嬉しい限りです。
確かに、長崎には美味しいグルメがたくさんありますし、観光地も数えきれないほどありますよね。近年は世界遺産登録のおかげもあって、さらに知名度が上がっているということをひしひしと感じます。
しかも長崎はたくさんの観光地がある割に狭い、というのがかなりのアドバンテージなんじゃないかなと個人的には思っています。
…どういうことかというと、観光地同士が近いんですよね。
ですから移動にも時間がかかりませんし、短時間でたくさんの観光地を回れる。これは観光客としてはかなり嬉しいポイントなんじゃないかと思います。
僕も小さいころから地元の様々な観光地に行ってきましたし、いろんな場所に足を運んできましたが、長崎は狭いな、どこまでの地元のような気がするなっていう感覚です。
・・・
そんな、”地元のことならなんでもござれ”、という感じの僕ですが、実は行きたいなと思ったままなぜかずっといけていなかった場所が1つあったんです。
それが、軍艦島。
その名前からして物騒な感じがしますし、僕としてはなかなか気楽にはいくことのできない場所というか…なんだか怖い場所なんじゃないかなと勝手に思っていた節もありまして。
そんな思い込みが子供のころからあったので行けずじまいだったのですが、…この歳になって、ごく普通の観光地で、遊びに行ける場所なんだっていうことをようやく理解しまして。(笑)
先日、念願の軍艦島に上陸してきました!
軍艦島というと名前はよく聞くと思いますが、実際どんな島なのか知らないという人も多いはず。
実は軍艦島は通称で、正式名称は「端島」と言います。
島の形、見た目が軍艦に似ていることから、軍艦島と呼ばれるようになったそうで、実際に軍艦のように戦争の拠点として使われたとか、そんな物騒なことではないんだそうです、知らなかった。(笑)
軍艦島では江戸時代の後期に石炭が発見され、明治に入ってから本格的に石炭の発掘が開始されました。
その後、島全体を三菱が買い取ったそうです。ここで採れる石炭は非常に良質だったため、軍艦島は繁栄を一気に遂げ、最盛期にはなんと世界一の人口密度を誇る地域になったんですね。
その人口密度は実に東京の9倍。
今では無人島としてのイメージの強い軍艦島ですが、…かつては人にあふれていたんですね。その後、石炭産業が衰退するとともに島も衰退し、1974年に無人島となりました。
一時期は渡航が禁止されていたそうですが、現在は軍艦島に上陸したり、周囲を周遊するクルーズが運行されていて、観光することもできます。
2015年には「明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼、造船、石炭産業」の世界文化遺産の構成遺産としても登録され…
今では、観光地としても大きな注目を集めているんですね。
実際に僕が訪れた日も観光客の人がたくさんいましたし、外国人の人も多かったです。
軍艦島観光の魅力というのは、こうした繁栄して多くの人々が生活していた様子がそのまま残されているということなんです。
人々が生活していた家や家電なんかがそのまま残っていて、それらが長い時間の中で自然に取り込まれ…
朽ちていく姿が非現実的で、幻想的な景色を見せるんです。
船で近づいていくと、外からでもいくつものアパートのような建物が立ち並んでいるのが見えます。それらもあって、外観はたしかにかなり軍艦に似ています。
上陸してみると、本当にそれまで生活していた人たちが急にそこから消えてしまったかのような、まるで遺跡のような朽ちた町が目の前に広がります。
海に沈んだ島、アトランティスや、ジブリアニメのラピュタってこんな感じなのかなと思わせる雰囲気は、なんだか儚さを感じて切ないような、美しさを感じるような…
言葉に表せない興奮や感情が湧いてきましたね。
旅行好きな人、観光地が好きな人なら確実に楽しめるスポットだと思いますし、長崎に訪れた際には是非立ち寄ってみてほしいです。
長崎の地元の人でも、訪れたことがないという人も多いと思いますが、地元が世界に誇る遺産ですし、一度訪れてみることを強くお勧めしますよ!
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軍艦島
軍艦島、正式には端島(はしま)として知られるこの場所は、長崎県沖の孤立した岩礁に立つ、かつての炭鉱施設の遺跡です。
その独特な形状が戦艦に似ていることから「軍艦島」という名前が付けられました。
この島は、かつては繁栄していた炭鉱町として知られ、多くの労働者とその家族が生活していました。
※1900年代初頭から1974年までの運営期間中、島は炭鉱産業の中心地として栄えました。しかし、炭鉱が閉鎖されると、島は急速に人口が減少し、今は無人島となっています。
現在、軍艦島はその歴史的な背景と独特な景観によって、観光地として人気となっています。島には、かつての住居や学校、映画館など、多くの廃墟が残されており、これらの建物は時間が止まったかのような雰囲気を漂わせています。