日本や世界には、様々な三大○○があります。
世界三大美女、日本三大庭園、とにかく様々。(なぜ三大○○が多いかというと、3つセットだと覚えやすいとか、色々な説があるそうです。)
テレビ番組でも、「新しい三大○○を見つけよう!」みたいな企画もありますよね。
有名なものはもちろん、「あ、こんなものも三大○○」が選ばれているんだ!と思わされるものもたくさんありますし、それこそインターネットで検索してみると、膨大な情報が出てくるんですよね。
個人が勝手に認定しているもの、協会などが認定しているものなどもあれば、正式に定められているわけではないけれど世間的には完全にそれで認知されているものなど…本当にたくさんあります。
でも、意外と、有名な「三大○○」でも、その内容や所在地などを聞かれると詳しくは知らない…なんてことも多いはず。
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例えば、有名な「日本三名園」
…知っているようでいて、全ての名前と所在地を答えるのって意外と難しくないですか?
このように、様々な「三大○○」があるものの、意外と聞かれると答えれなかったりするものです。
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ちなみに僕の地元・山口県にも、とある「三大○○」があります。それが、日本三名橋の一つに数えられる…
「錦帯橋」です。
観光好きな人や建築好きな人なら、「有名な観光スポットだよね」「美しいよね」と言ってくれるかもしれませんが、思っていた以上に一般には知られていなくてビックリしたんですよね。
少し前に出張で東京に行った際に世間話をしていて、山口県の名所の話になったので「錦帯橋」の話をしたんですが…ちょっとポカンとされてしましました。
あ、意外と知られていないんだな~、と、その時気づいたんです。
そもそも、日本三名橋とは何ぞや?
…と思っている人も多いかもしれませんが、その名の通り”日本の橋の中で素敵なもの”を指します。(笑)
といっても、この三名橋も諸説あるんだそうで、三つが完全に定まっていることはないみたいですね。でも、錦帯橋は大抵その中に入るくらい日本有数の橋なんですよね。
どちらにしても、山口県を代表する観光スポットの一つですし、この機会に皆さんに知ってもらいたい!ということで、今回は錦帯橋の紹介をさせてもらいます!
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錦帯橋は山口県の岩国市にある錦川にかけられた木造の橋。
江戸時代、岩国城と城下町には何度も橋がかけられましたが、錦川の氾濫が結構すさまじく、その氾濫が起こるたびに橋が流されてなくなってしまうという状況が続いていたのだそうです。
そこで、それを解決しようと、洪水にも耐えられる木造の橋を作るべく当時の岩国藩主・吉川広嘉が建設を進めたのだといいます。
完成当初は洪水で流されてしまったそうですが、その後改良の甲斐もあって洪水に負けない強い橋が出来ました。
その後、定期的な架け替え工事が行われながら現在まで存続してきたといいます。
明治時代に入ると岩国藩がなくなったため、地元の有志達が「錦帯橋保存会」を設立し、維持のために力を尽くしてきたということで、地元でも愛されてきた名所なんですね。
当時の土木建築技術の枠を集めて作られたこの橋の強度は非常に高く、現代から見ても非常に力学的に優れているんだそうですよ。
この辺りは日本人の職人の技術力の高さに驚かされますね。
最近でいうと2001年から2004年にかけて橋の架け替え工事が行われたということで、橋自体は非常にきれいで、歴史を感じさせつつも、よく管理された芸術品のような、そんな美しさがありました。
新しくても歴史を感じさせるその意匠や雰囲気に脱帽ですし、重ねてきた時間というのは、雰囲気として残るものなんだなと感じさせられますね。
橋の形は木造のアーチが5つ並んでいる形なんですが…これが美しいアーチを描いていて、かなり感動します。
建築などのことは僕にはよくわかりませんが、とにかく美しい。
遠めから見ると全くずれを感じず、寸分狂わぬ職人仕事という感じで、手作業で、石や木でこんなにきれいなアーチを描けるのか、と。
正直、僕も最初は「名勝といっても、橋でしょ?」くらいに思っていたんですが…
橋自体の曲線美はもちろん、周囲の山や川などの自然と一体となった景観も含めて、これは見に来てよかったなと思わされました。
観光地となっているとはいえ、橋があるだけで、派手さのあるスポットではないのですが、建築好きにも、自然スポット好きにも、どんな人にもオススメできる万能な橋だとも思います。
山口の観光地に迷った際には、ぜひ錦帯橋を見に来てみてほしいんです。
真っ先に観光地の候補として挙がっても全然不思議ではない名スポットですから、みなさん一度訪れてみてくださいね!
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参考:【錦帯橋】岩国市公式ホームページTOP