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『江戸東京博物館』鑑賞に4時間は必須…バケモノ級だわ

歴史資料館を巡るのが好きだ。

このブログでも、いくつかそうした施設を紹介してきたが、いよいよ”大本命の登場”と言えるだろう。

それが…

江戸東京博物館

隣には両国国技館がある

『江戸東京博物館』である。

全面的な設備機器更新等の大規模改修工事を行うため、令和4年4月1日から令和7年度中(予定)まで全館休館になります。

江戸東京博物館

1993年に開館した東京都・両国にある博物館。

江戸・東京の歴史や文化をリアルな模型や展示物、資料を通して知ることができる博物館として、子供から大人、外国人まで幅広い層に人気がありま。同館は江戸・東京の歴史遺産を守るとともに、東京の歴史と文化を振り返る機会をあらゆる人に提供することを目的としています。

施設内は、江戸・東京の時代に分かれて展示されており、江戸時代には江戸城や浅草寺の模型があり、東京時代には戦後の復興期や近年の東京オリンピックの開催時のものも展示。

また、幕末から明治時代にかけての日本の近代化の過程や、東京の地下鉄や鉄道の発展にも触れられています。

さらに、日本の伝統工芸品や江戸時代の日用品、玩具なども展示されており、江戸・東京の文化に触れることができます。

江戸東京博物館には、常設展示のほかにも、企画展やイベントも開催。また、施設内にはお土産屋さんやレストランもあるため、ゆっくりと楽しむことができます。

歴史や文化に興味がある方、外国人観光客にもおすすめのスポットです。

両国にあるこの博物館は、江戸時代〜昭和・平成までの歴史をめぐれる…まさに、歴史好きにとっては充実のスポット。

場所も両国だし、本当に良いトコに作ってくれたって感じ。

隅田川と日本橋

隅田川と日本橋

オフィシャルのHPを見る限りでは、昔の江戸を再現したミニチュアがいくつか並んでいるだけなのかな?と思っていたのだが…

と、と、と、と、とんでもないっ!

個人的には、鑑賞に計4時間は絶対必須だと思うほどの”超充実のスポット”だった。

今回はそのあたりを中心に、館内の様子を紹介したいと思います。

「江戸城」を再現した模型

「江戸城」を再現した模型

施設は大まかに、『江戸』と『東京』の2つのエリアが存在。

※ボリュームとしてはどちらも同じくらいで、江戸時代と明治以降にカテゴライズされた資料が大量に展示されている。

ちなみに、写真は「江戸城」を再現したミニチュア。

お城っていうと要塞みたいなイメージだったが、こうして見ると”一つの町”みたいな感じだったんだなという印象。やはり絵で見るのとはワケが違うし、再発見がある。

参考:東京の中心『江戸城跡』をサクっと散策レポート

江戸の町

江戸の町

ちなみに館内は、常設展に限り撮影OK

※ただ施設内は薄暗いので、はっきり言って満足できる写真を撮るのはかなり難しい。(もちろんフラッシュはNG)会場でも撮影している人はあまりいなかった。

・・・

そして、ミニチュアも大きいものから小さいものまで様々。

江戸時代の船

高さは3メートルほど

これは江戸時代の商船。

太平洋側と日本海側を回る航路の解説なんかをしていた。

今まで詳しく知らなかったけど、江戸に集まる物資はこのように運ばれていたんだな…と改めて考えさせられる。

芝居小屋

「芝居小屋」こちらは原寸大

ここで、改めて言っておくと

このブログで『江戸東京博物館』の全て紹介するなんてムリです、期待しないで下さいね。笑

※冒頭でも言ったとおり、じっくりこの施設を回りたければ4時間はかかる。個人的には2回(2時間ずつ)くらいに分けないと集中力が持たない。

…なので、撮影した写真で良いものを中心にざっくり紹介しています。

江戸時代の貨幣

江戸時代の貨幣

こちらは江戸時代の貨幣。

小判を中心に、丁銀も。こうしてしっかりと照明が当たってるものは、上手に撮影できるんだけどなぁ。。。

※これ以外にも、「籠」とか「鎧」とかたくさん展示していました。

江戸前寿司

『江戸時代の寿司』
屋台販売が中心で、今のファストフードに近い感じ。ちなみに関西の寿司とは、ネタの大きさやシャリが違う。

江戸指物

『江戸指物』
職人の仕事場。(原寸大で再現)箪笥や机、椅子など、木製品の家具や雑貨を作っている。

・・・

続いて『東京エリア(明治期以降〜)』で、一番ユニークだったモノを紹介したいと思います。

それが…

ひばりが丘団地

原寸大で再現している

『ひばりが丘団地』

東久留米市に建てられた集合住宅。僕の幼少の頃は、まだまだこんな感じのマンション(団地)がいっぱいあった気がする。

解説によると…
かつての集合住宅は、共同の浴室や台所が当たり前の時代。そんな中、すべての部屋に”独立した水回り”を完備した『ひばりが丘団地(昭和35年)』の登場により、プライバシーを確保した”マイホームの概念”が確立されたと言われている。

明治期のタクシー

明治期のタクシー

ね、どう考えても『江戸東京博物館』って面白そうでしょ?

昭和・平成まで展示してるので、本当にボリュームは超満点。全部を一日で見るなんてもったいないんです。

個人的には『江戸エリア』『東京エリア』それぞれ2時間ずつ計2回が、鑑賞時間の目安となるのでは?

・・・

追記。

先日、改めて2度目の訪問をしたので、いくつか新しい写真をアップしておきます。

館内に入ると、まずは大きな橋がお出迎え。

館内に入ると、まずは大きな橋がお出迎え。

明治時代に実在した「朝野新聞」のビル(実物大)

明治時代に実在した「朝野新聞」のビル(実物大)

明治時代の庶民の家を再現

明治時代の庶民の家を再現

進化していった電話機

進化していった電話機

戦時中(第二次世界大戦)の庶民の家

戦時中(第二次世界大戦)の庶民の家

1964年・東京オリンピックのポスター

1964年・東京オリンピックのポスター

当時の聖火ランナー用のランニング

当時の聖火ランナー用のランニング

三種の神器・洗濯機の形がスゴい

三種の神器・洗濯機の形がスゴい

『ひばりが丘団地』では入り口も再現

『ひばりが丘団地』では入り口も再現

マイホーム時代の到来

マイホーム時代の到来

サザエさんっぽい家

サザエさんっぽい家

2回目は、”東京エリア”を中心に見学。

やはり何度か行かないと、全てを集中して見るのは難しい。個人的にはあと2回は足を運びたいな。

information
江戸東京博物館HP
江戸東京博物館【HP
住所:東京都墨田区横網1-4-1

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