みなさんこんにちは。僕はうどんフリーク歴20年以上、30歳のサラリーマンです。関西出身ですが、現在は仕事の関係で埼玉県に住んでいます。
僕は関西人ということもあってか、…小さな頃から身近にうどんがあり、大好きな少年でした。
それから歳を重ねても一番好きな食べ物といえばうどんで、地元のうどん屋さんは大体食べつくしましたし、関西のおいしいうどん屋さんもかなり食べてきたと自負しています。
しかし、関東にやってきてから衝撃だったのが…うどんがそれほどメジャーではないこと。
うどんと比べると圧倒的に蕎麦の存在感が大きいですし、そもそもうどんの味が違う。。ということで、当初はだいぶショックを受けたりもしていましたね。
しかし今では、関西風のおいしいうどんを食べられる店なども出てきて嬉しい限りです。
(群馬のご当地うどんの話は、また後ほど)
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そんな僕なんですが、これまで関西以外のうどんを全然食べてきませんでした。
全国にご当地のうどんというものが存在しているというのはもちろん知っているんですが、これまであまり惹かれなかったんですよね。
やっぱり関西風のうどんが最高で、頂点は香川のうどん…っていう風に強く思っていたということもありまして。
しかし先日、「ご当地のうどんもおいしいな」と思わされる機会があったんです!
それは、会社の同僚と”群馬旅行”に行った時のこと。
僕がうどん好きだと知っている後輩が「群馬は美味しいご当地うどんがあるんですよ~」と挑発(?)してきたんですよね。
「関西のうどんにはかなわんやろ」と渋っていたんですが、半ば無理やり連れていかれて…
「ひもかわうどん」を食べたんです。
そうしたら、これがすごくおいしくて。(笑)ご当地うどんって、美味しいんだな!と盛り上がり、けっこくその旅ではうどんばかり食べていました。
ちなみに群馬県には有名なご当地うどんがいくつかあって、うどん好きは一度行ってみるべき町だと感じましたね。
僕が無知なだけでしたが、そもそも群馬県は”うどんの名産地”。
うどんや麺類の生産量や消費量は全国でも上位5県にランクインするほどなんです。そして、そんな群馬を代表するのが…
これから紹介する3大うどん!
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まず1つ目が…
”桐生うどん”…またの名を「ひもかわうどん」と言います。
その名の通り群馬県桐生市の郷土料理なんですが、なんと、薄く平べったい麺なんです。
平べったいと聞くと、きしめんを思い浮かべると思いますが、きしめんよりもはるかに横幅が広く、麺というか…布のようなイメージです。汗
注:イメージ画像(出典 Instagram)
ぱっと見は、正直うどんには全く見えませんよね。
愛知県のきしめんのルーツである「芋川うどん」から派生したものなのではないかと言われています。
そういわれると、確かに平べったい感じがきしめんにも通ずるところもあるかな…。とはいえ、まったく別物ですけどね。
もともとは”おっきりこみ”という群馬の郷土料理に使われていたということですが、今ではうどん単体で人気を集めています。
食べてみると、正直食べづらい。(笑)ですが口の中一杯に広がるような食感は癖になります。
シンプルに美味しいですし、確かに味はうどんに近い。
ですがうどんとして食べるより、…こういう1つの料理なんだととらえて食べるのがいいのかなと思いました。
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そして2つ目が…
注:イメージ画像(出典 Instagram)
「水沢うどん」です。
水沢うどん
群馬県のご当地うどんである『水沢うどん』は、秋田県の『稲庭うどん』、香川県の『讃岐うどん』とともに、日本三大うどんのひとつとして知られています。
水沢うどんの発祥は、群馬県渋川市伊香保町水沢にある水澤寺の参詣者向けに提供された手打ちうどんであり、約400年の歴史を誇っています。
うどんは小麦粉と塩、水だけで作られ、やや太めの麺が特徴的です。
水沢うどんは透明感があり、独特のコシがあるのが魅力。また、水沢寺の門前には水沢うどん街道があり、多くのうどん店が立ち並び、それぞれのお店が自慢の味を提供しています。
日本三大うどんの一つと言われるほど有名なうどん。もちろん名前は知っていましたが、食べたことはなく、群馬のうどんだという事すら知りませんでした…。
伊香保温泉という有名な温泉地で提供されるうどんで、細めでコシと弾力が強いのが特徴。
参考:1900年前から続く『伊香保温泉(群馬)』に行ってみた
見た目には特徴はそれほどないのですが、確かに言われてみればコシの強さは麺の見た目にもあらわれているようには感じます。
注:イメージ画像(出典 Instagram)
食べてみると、これまで味わったことのない食感に衝撃を受けました。
「旅行に行ってまでうどんかあ」なんて言わずに、黙って一度食べてみてほしい!と思わせる絶品うどんでしたね。
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そして最後が…
注:イメージ画像(出典 Instagram)
「館林うどん」です。
館林うどん
群馬県館林市が発祥のご当地うどん。館林地方は、小麦の産地であったため、明治34年には、当地に館林製粉(現在の日清製粉)が創設され、これに伴い、良質の粉を加工する麺類製造業が起こりました。これが「館林うどん」の始まりです。
つるつるとした食感と、コシのある弾力が特徴で、醤油ベースのスープとよく合います。また、館林うどんの麺は、小麦の風味が強いことでも知られています。
群馬県民はもちろん、県外からも群馬のうどんを食べにくるなど、観光グルメとしても知られています。
昔から良質の小麦が取れたという館林で作られるうどんで、江戸時代には将軍家に献上されていたともいわれる実力派うどん。
こちらもコシが強めですが、麺自体は柔らかい。比べてみると、水沢うどんよりも少し太めでボリュームがある感じ。
個人的には、今回紹介した3つのうどんの中で一番好みでしたね。
う~ん、こうして改めて考えてみるとやっぱりおそるべし、群馬のうどん…。また食べたくなってきました…。
今では、探せば都心でも群馬のうどんを食べることができますし、今度行ってみたいと思います。
みなさんも、ぜひ群馬うどんを食べてみてほしいですし、機会があれば本場に行って味わってみて下さいね。
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ひもかわうどん
「ひもかわうどん」とは、群馬県桐生地方に伝わる幅広麺のうどんで、一般的なうどんよりも幅広く、平たい形状が特徴。幅広い形状から、SNSなどで注目を集め、美味しいお店も多く存在しています。
「ひもかわうどん」の歴史については、もともと愛知県の芋川地方のうどんが伝搬したとも言われています。江戸時代には「ひもかわ」と呼ばれていたそうですが、芋川の訛りであり、名古屋では「きしめん」と呼ばれていることが知られています。
魅力は、その見た目と食感にあります。まるで帯のような平たい形状から、「これがうどん?」と驚かれる方もいらっしゃるほど。また、お店によって麺の幅や、味のバリエーションも様々で、食べ比べも楽しめます。
幅広い麺はコシがあり、のどごしも良く、つるんとした食感が特徴です。