皆さん、こんにちは。僕は東京在住の25歳の男です。
今は、塾講師をしながらフリーランスで色々と仕事をさせてもらっています。
※もともとは関西人なんですが、大学は東京の大学に進学。大学院も出て、そのまま研究者になるのもいいかもしれないと思っていたのですが、周りの優秀な同級生たちを見て、自分にはちょっと無理かなと思い、今年就職しました。
就職した塾は結構大手なので、教室が複数あるのですが、僕が働いているのは巣鴨。
ずっと東京には住んでいるんですが…
正直、巣鴨には仕事を始めてから初めて訪れました。
勝手におじいちゃんおばあちゃんの街、っていうイメージを持ってたんですけど、別にそんな事はないんですね。(笑)
※普通にオフィスもたくさんあって、サラリーマンの人もたくさんいますし。ちょっと家から遠いので、巣鴨の近くに引っ越してもいいかな、とも思いますが、また校舎が変わったりしてもあれだしなー、と思ったり。
自分に就職なんてできるのかとは思っていましたが、塾の仕事は比較的自分にあっているのかなと思いますし、楽しく仕事はできています。
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そんな僕なのですが、塾講師という仕事をしていると、仕事のメインの時間は”夕方以降”って感じ。
※平日は生徒たちは学校がありますからね。事務的な仕事なんかももちろんありますが、それでも夜まで働いているので、仕事が始まるのは早くても昼過ぎと言うワケ。
個人的には仕事から帰ったらさっさと寝て、朝も結構早く起きるという生活を行っているので、そうなると結構昼過ぎまで”自分の時間”が持てるんですよね。
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なので、仕事にも余裕がある時は…
少し早く家を出て、巣鴨周辺をぶらぶらしたりするんです。
※巣鴨って、観光と聞くと僕はあまり知らなかったんですが、色々なスポットがあるんですよね。
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特に最近訪れた中で、印象的だったのが…
『旧古河庭園』というスポット。
※隠れた名スポットとして有名だという事で、オススメされたので行ってきました。
巣鴨駅からは北東へ15分ほど歩いた場所になるでしょうか。一応メトロの駅や駒込駅の方が少し近い感じ。
さて、この旧古河庭園ですが…1900年代には、元・紀州藩士で外交官だった陸奥宗光が住んでいたようです。
その後、古河財閥の所有地となり、1919年に古河虎之助氏が邸宅として整備したものが現在の庭園の原型となっています。
※現在は国有財産となり、東京都が借り受けて1956年に都立古河庭園として開園したんですね。
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この庭園、訪れるとびっくりするのが…
ぱっと見の外観が、ものすごく洋風な事。まさに”明治期の洋館”って感じ。
巣鴨周辺の庭園と聞いていたので、勝手に日本庭園だと思い込んでしまっていましたが、なんと洋風なんですよね。
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で、実際にちゃんと敷地内に入ってみるとさらにびっくり。
…なんと、日本庭園も併設されているんですよね。
実は、この旧古河庭園。敷地が斜面になっていて、その斜面をうまく活かして日本庭園と洋風の庭園、そして洋館を配置している、まさにハイブリッドな形式。
なんでも設計者は、あの有名なイギリスの建築家・ジョサイア・コンドルだそうですよ。
彼は、日本近代建築の父と呼ばれ、鹿鳴館やニコライ堂、旧岩崎邸などの建築を手がけています。
そんな旧古河庭園ですが、洋風庭園は主にバラ園となっています。
※斜面を活かしたイタリア式の立体庭園にフランス式を合わせた美しい庭園となっています。
ちなみに、バラ園と日本庭園の間にはつつじも配置され、うまく和洋の調和がとれるようグラデーションをかけているんです。
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そして、斜面を下り歩くと日本庭園へと繋がっていきます。
回遊式の日本庭園になっていますが、心落ち着く、実に日本らしい庭園なんですよね。
単体でも素晴らしいのですが、両者を一気に散歩するとより素敵な体験ができます。
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ちなみに洋館は現在、大谷美術館として内部を公開していますが、こちらは予約制。
※建物の内部は、教科書などで見たような、明治~大正期の洋風建築といった感じで、懐かしさがあるけど、確実に洋化が進んでいった日本の姿をしのぶことができます。
こうしたスポットが文化財としてしっかり残されているのは喜ばしい事ですし、これからもしっかりと保存されて行ってほしいですね。
僕が訪れた時には秋の「バラフェスティバル」の時期だったこともあり、ちょうど開花しているバラがみられてすごく綺麗でしたね。
※人も結構いましたが、確かに隠れた名所といわれるだけあり、もっともっとたくさんの人が来ていいんじゃないでしょうか?
巣鴨周辺に訪れて、観光となる人はあまりいないかもしれませんが、巣鴨やその周辺に訪れた際には旧古河庭園まで足を運んでみて下さいね。
旧古河庭園
住所:東京都北区西ケ原1丁目27-39
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