私は川崎市在住の主婦です。
半年前に再婚し…8歳になる息子と、夫が暮らす川崎へ引っ越してきました。
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前の夫とは2年前に死別。末期ガンが発覚し、それからはあっという間でした。
当時、息子はまだ6歳でパパっ子でした。
お父さんと一緒に遊ぶことが大好きで、休日は釣りやキャッチボールへ出かけて、2人は一日中べったり過ごしていたんです。
※私は仲の良い夫と息子の姿を、いつも微笑ましく思っていました。
ですが大好きな父親を失ってから、息子は精神が不安定になり、学校も休みがちになりました。
※それだけでなく、息子は夜中に突然泣き出したり、急に怒って物を投げたり…。情緒不安定になることが多く、私は育児に悩むようになりました。
夫が亡くなったことをきっかけに、私は仕事復帰したのですが…それが良くなかったのかもしれません。
息子と過ごす時間はどんどん少なくなり、次第に私と会話をしてくれなくなったんです。
※ご飯を食べる時も無言で、お出かけしようと誘ってみても、ずっと漫画やテレビゲームに夢中で目を合わせてもくれません…。
夫の死や育児ストレスを抱えて、私は毎日が憂鬱で仕方ありませんでした。
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そんな辛い時期を支えてくれたのが…
今の夫です。
※「僕が新しい家族になって、二人を守るから、結婚しましょう。」そんな風にプロポーズされて、私は二つ返事で承諾しました。
息子に新しい父親ができることで、これから全てが上手くいくと思っていました。
…けれどもそれは私の思い込みだったんです。
息子はますます口を利かなくなり、心まで閉ざすようになってしまったのです。
※せっかく川崎へ引っ越して、心機一転新しい生活をスタートさせようと意気込んでいましたが、また悩みが一つ増えてしまいました。
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そんな時に夫が…
「確か彼はドラえもんが好きだったよね?川崎にある”藤子・F・不二雄ミュージアム”に、3人で行ってみない?」と提案してくれたんです。
息子は幼い頃からドラえもんが大好きで、「いつかドラえもんに会ってみたい!」といつも話していたことを思い出しました。
早速、休日に、藤子・F・不二雄ミュージアムへ行ってみることにしたんです。
※現地へは電車とバスを乗り継いで向かいました。道中、息子はふてくされていましたが、「ドラえもんに会えるよ!」と伝えると素直についてきてくれたのでよかったです。笑
注:イメージ画像(出典 Instagram)
そんな「川崎市 藤子・F・不二雄ミュージアム」は、当時の貴重な資料を見るだけではありません。
緑の生い茂る美しい芝生でキャラクターと写真を撮ったり、おしゃれなカフェで作品にまつわるユニークなメニューを味わうことができます。
※自由に漫画を読めるコーナーもあり、子供から大人まで飽きることなく楽しめる施設なんです。
3階建てのミュージアムには、藤子・F・不二雄作品の世界を存分に体感できるコーナーが豊富にあります。
注:イメージ画像(出典 Instagram)
先生が描いた原画、約5万枚の中からセレクトされた『ドラえもん』『パーマン』『キテレツ大百科』など様々な作品のカラー原画を展示。
※私も思わず見入ってしまいました。
息子はドラえもんの原画を見ながら「アニメのドラえもんと顔が全然違う!」と言いながら興奮して、夫と2人で笑っていましたね。
注:イメージ画像(出典 Instagram)
もう2年間、ずっと息子の笑顔を見ていなかったので、その姿に驚いてしまいました。
※あっという間に、夫と息子の距離を縮めてくれるドラえもん。四次元ポケットから不思議な道具を取り出して、使ってくれたのかもしれません。笑。
思い切って再婚し、この川崎に引っ越して良かったなと始めて思いました。
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企画展示のある「展示室Ⅱ」もかなり見応えがありました。
注:イメージ画像(出典 Instagram)
ドラえもんが好きな人はもちろん、あまり知らないという人からも知られている…
「きれいなジャイアン」が展示されているんです!
※これには私自身がかなり興奮してしまって、何枚も写真を撮りました。笑。
息子も嬉しそうにきれいなジャイアンを眺めていて、3人で記念撮影をしました。これは一生の宝物になりそうです。
注:イメージ画像(出典 Instagram)
次に訪れた「まんがコーナー」では、藤子不二雄の漫画が読み放題でした。
どら焼きを食べながら、漫画を読んでいるドラえもんのオブジェがあり、息子は「ドラえもんがいる!!」と言いながら大騒ぎ。笑。
川崎に、このミュージアムがあって本当に良かったです。今まで2年も無言を貫いてきた息子は何だったんだろう?と思いましたね。
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たくさん歩いて笑って汗をかいて、少し休憩しようということになりミュージアムカフェを訪れました。
注:イメージ画像(出典 Instagram)
息子は「空飛ぶドラえもんカレー」を注文。
※夫は「ジャイアンとカツ丼」、私は「ポコニャンバーガー」にしてみました。
こういった施設のご飯ってあまり美味しくない…というイメージがあったのですが、予想を裏切る美味しさでしたね。
注:イメージ画像(出典 Instagram)
見た目も凝っていてユニークなだけでなく、とっても美味しくて感動しました。
食事中は家族3人ドラえもんの話で大盛り上がり。笑。こんな日が来るなんて、本当に夢を見ているようでした。
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ミュージアムカフェの外には自然を満喫できる屋上スペース「はらっぱ」があります。
注:イメージ画像(出典 Instagram)
芝生の広場には至る所にキャラクターのオブジェが飾られているんです。
ドラえもんはもちろんですが、お馴染みの空き地のドカンやどこでもドアをバックに記念撮影する事も可能。
※私も今日一日で、100枚くらい写真を撮ったように思います。笑。
再婚して川崎へ引っ越して来てから、不安ばかりの日々でした。
特に息子のことでは悩んでいました。ですが、「川崎 藤子不二雄ミュージアム」を訪れただけで、その悩みは全て吹き飛びました。笑。
ドラえもんはみんなを笑顔にしてくれるロボットなのだと、改めて感じることができましたね。
注:イメージ画像(出典 Instagram)
息子もすっかり新しいお父さんと打ち解けて、以前のように笑顔で会話してくれるようになりました。
これから家族3人、川崎での新しい生活がとても楽しみになりました。
「川崎 藤子不二雄ミュージアム」は家族の絆を深めることのできるスポットです。皆さんも、川崎を訪れた際には遊びに出かけてみて下さいね。
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川崎市 藤子・F・不二雄ミュージアム【HP】
住所:神奈川県川崎市多摩区長尾2丁目8-1