私は旭川在住、28歳になる独身OLです。
実は、昨年お見合いをして3ヶ月後には結婚する予定だったのですが、急遽破談になってしまいました…。
破談の理由は、彼に好きな人ができてしまった事です。
※「僕は妥協せずに、本当に好きだと思える人と結婚したいので、ごめんなさい…。」と言われた時は、はっきり言ってかなりショックでした。
その日の夜、一人落ち込んでいると大学時代の親友から電話がかかってきました。
話を聞いてみると、彼女は結婚後、旭川を離れていました。でも3年目の結婚記念日になるはずだった今日、離婚届を出してきたとの事でした…。
※離婚の理由は旦那さんの酒癖の悪さ、そして暴力に耐えられなかったみたいです。
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結婚破談と離婚、28歳にして私と友人は人生のどん底に居ました…。
この歳になってまで、深夜に友人と、号泣しながら2時間も電話する日が来るなんて思いませんでしたね。笑
※その夜、私たちは学生の頃を想い出すように延々と話し続けました。
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しかし、そんな話の最後は意外とあっけらかんに…
「ねぇ、今度の休みに私が1泊2日で旭川に行くから、一緒に”旭山動物園”に行ってみない?」と誘ってきたのです。
※こんな時はかわいい動物たちに癒されながら、現実逃避してリフレッシュするのが一番だよ!とも言われたんです。
確かに大学の頃、憧れの旭山動物園へ行こう!って何度も彼女と話していたんですよね。
その時は結局行かなかったんですが、破局した勢いで実行する事に。笑
ボロボロに傷ついてしまった私たちの心を、旭川市・旭山動物園の動物たちに癒してもらう女子会のはじまりです。
※約束当日、彼女を旭川駅でお迎えし、一緒に「旭山動物園」へ向かいました。
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『旭山動物園』は、動物が本来持っている生態・行動を引き出して鑑賞できる”行動展示”の手法を取り入れ、一躍全国的に有名になった動物園。
※私たちは大学生の頃にその展示方法を知り、ずっと憧れていたんです。
つまり…
本来、動物の持つ”走る・飛ぶ・泳ぐ・捕食する”といった行動まで意図的に見せる展示方法。
例えば、アザラシはすごく上下の泳ぎが早いんですが、それを見せるために円柱の水槽を作ってそこを泳がせたりしているんです。
※今では、こうした展示方法は広がり池袋のサンシャイン水族館などでも一部、こうした水槽があったりします。
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そんな旭山動物園は旭川市の郊外にあります。
山の斜面に広がる動物園で、入り口は3ヶ所。山の麓付近に正門と西門、山の上に東門があり、交通手段に合わせて近い入り口選択することが可能です。
まず最初に今回、私たちが一番会いたかった動物…
カバの元へと向かいました。
カバは夜行性なので、昼間はずっと眠っています。なので、朝一番で行かないと生き生きとした姿を拝むことはできないんですよね。
※眠いけれど、朝一で家を出た甲斐があり、ばっちりと愛しのカバを目に焼き付けることができました。
見どころは、屋内の放飼場にある深さ約3mのプール。
水中でゆったりと移動するカバの動きを、横と真下から見ることが出来ちゃうんです!
※これには私も友人も感動してしまいました。頭上をカバが歩いているなんてこと、日常ではあり得ませんから。笑。
その後、すぐに昼寝し始める愛らしいカバの姿にも…癒されました。笑
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次に訪れたのは、先ほどの「かば館」のすぐ隣にある…
「きりん舎」です。
きりん舎の中には、自然界で同じ環境下で暮らしているペリカンとホロホロチョウもいます。
しかも別々ではなく、キリンと同じスペースに同居しているんですよね。
生息地域が同じ動物を、一緒のスペースで飼育展示することを”共生展示”と言います。これも旭川・旭山動物園の特徴的な展示手法なんです。
ずっと気になっていた憧れの展示方法を見ることが出来て感動しました〜。これぞ”自然界そのまんま”って感じです。
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そして旭川・旭山動物園で絶対に見逃せないイベントが「もぐもぐタイム」です。
※その名の通り、動物たちが餌を食べる姿を見ることができます。
注:イメージ画像(出典 Instagram)
今回チェックしたのは白くて可愛いホッキョクグマのもぐもぐタイム。
通常、巨大なプールへダイブする様子や水中を泳ぐ姿は普段なかなか見ることができません。
しかし「もぐもぐタイム」では水中にエサが撒かれるので、元気よく泳ぐ姿を見ることが出来るんですっ!
※大きなホッキョクグマが餌を食べる姿は豪快なんですが、つぶらな瞳が可愛らしくそのギャップにまた癒されました。
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「ほっきょくぐま館」には、他にも魅力的な見学ポイントがあります。
なんと、屋外の放飼場を闊歩しているホッキョクグマを…
「シールズアイ」というカプセルの中から覗き見することが出来るんです。
こんなにも間近にホッキョクグマを感じたのは初めてのことで、友人と2人で大興奮っ。できることなら、ずっとこの場所にいたい…とさえ思いました。笑。
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「ほっきょくぐま館」のすぐ隣には、ホッキョクグマを天敵として恐れているアザラシが暮らす…
注:イメージ画像(出典 Instagram)
「あざらし館」があります。
この建物の中には、マリンウェイと呼ばれている円柱水槽があるんです。
円柱水槽をキュートなアザラシが通過すると周囲から大歓声が上がります!思わず「カワイイ〜」と言わずにはいられません。
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アザラシを見た後は「ぺんぎん館」へ。
注:イメージ画像(出典 Instagram)
ずっと見てみたかった360度見渡せる”水中トンネル”は圧巻で涙が出そうになりました!
この水槽は、ペンギンが泳ぐ水槽の中にトンネルが掘られていて、私たちはそこを通ります。
この時、近くを泳いでいるペンギンたちを下や横から覗けるんですっ。
※ペンギンのかわいいお腹をバッチリ拝見しちゃいましたっ。
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そんな可愛い動物たちの姿を見てると…
気が付けば、あっという間に時間が過ぎていて驚きました。笑
泣いてばかりだった私と友人の表情にも、ようやく笑顔が戻り、結婚破談や離婚で傷ついていた心もすっかり癒えていました。
※きっと動物たちの持っている生命力を間近に感じて、ポジティブなエネルギーをもらう事ができたのかもしれません。
どれだけ悲しくて、辛い出来事があったとしても…旭川での生活はこれからも続いていきます。
この先、また悩みを抱えるようなことがあったとしても、その時は再び、旭山動物園に癒してもらう予定です。笑
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旭山動物園【HP】
住所:北海道旭川市東旭川町倉沼