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『松江フォーゲルパーク』は、美しい花と元気な鳥たちから生命力をもらえるスポット 〜パワハラで失業した私が心を取り戻せた場所でした

松江在住、24歳になるOLです。

リモートワークでパワハラを受ける

私は先月、上司のパワハラに耐えることができず、会社を退職しました。

※最初はパワハラを受けているとは思ってもいませんでした。

“仕事はこれくらいキツいのが当たり前”だと思っていて、上司から指示されたことを忠実にこなしていたのですが…。

次第に残業時間が増えていったんですよね。

自宅で夜も仕事

リモートワーク中も、深夜0時くらいまで毎日仕事。汗

※多忙で食事もコンビニ弁当ばかりの日々、体調が悪く何も食べずに過ごした日もありました。

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心身が弱り切っていたある日、週一回の出勤での事です。

一畑電車

通勤電車の中で私は倒れてしまったんです…。

気がついた頃には病院にいて、「過労です。しばらくはゆっくり静養してください。」とお医者様に告げられました。

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この日をきっかけに、私は会社を辞めて自宅療養へ専念すること。

身の回りの世話をしてくれた母親

松江で一人暮らしをしている私のことを心配した母が駆けつけてくれて、毎日看病してくれました。

※会社を辞めてから、自宅で引きこもりがちになっている私のことを、母は酷く心配しているようでしたね。

数日間ずっと、何のやる気も起きず、ただベッドで横になって食事をするだけの日々が続いていたんです。

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そんなある日のこと、母が…

松江フォーゲルパーク

「久しぶりに、松江フォーゲルパークへ一緒に遊びに行ってみない?」と誘ってくれたんです。

松江フォーゲルパークは、私が学生の頃、落ち込んでいる時に母がよく連れて行ってくれた場所でもあります。

60代の母親とお出かけ

あの場所へ行けば、元気だった頃の自分に戻れるのではないか?と思い、母と一緒に出かけることにしました。

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「松江フォーゲルパーク」は松江市の中心部から車で約15分のところにあります。

※ローカル鉄道の一畑電車を利用すれば、始発の”松江しんじ湖温泉駅”から16分で、”松江フォーゲルパーク駅”に到着します。

宍道湖(松江)

マイカーでも電車でもどちらもアクセスが良好。道中では車窓から宍道湖の美しい景色も楽しめます。

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そして、いよいよ到着。

『松江フォーゲルパーク』の入口

『松江フォーゲルパーク』の入口は長屋門になっているんです。

時代劇の舞台になりそうな純和風の造りで、門をくぐると中は薄暗い空間が広がっています。

フクロウの展示室(松江フォーゲルパーク)

この長屋門の中は”フクロウの展示室”になっていて、ここではガラス越しに夜行性のフクロウ22種43羽を見ることができます。

フクロウは「森の哲学者」とも呼ばれていて、くるくるした大きな瞳がとても愛らしく眺めているだけで心が癒されましたね〜。

※ちなみに、このフクロウ展示室は入園料無料で自由に見学できます。松江でお散歩がてらにちょっとだけ立ち寄ってみるのもいいですね。

ベゴニア(松江フォーゲルパーク)

園内に入ると…

空中栽培されたベゴニアやフクシア、コリウス、ブルクマンシア、ゼラニウムなどが一面に咲き誇っています。

この展示温室は一位年中、20度前後に室温が保たれていて、夏は涼しく、冬は温かく、いつでも快適に満開の花たちを楽しむことができます。

展示温室としては“国内最大級の広さを誇る室内ガーデン”と言われているんですよ。

※こうしてゆっくり花を見るのは何年ぶりだろう…?!そんなことを母と語り合いながら、松江フォーゲルパークの美しく可憐な花たちを鑑賞しました。

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そして、約140mのエスカレーター「動く歩道」で移動。エスカレーターを降りると…

注:イメージ画像(出典 Instagram)

「くにびき展望台」に到着します。

標高53mの大パノラマ展望室では、東西に長い宍道湖(しんじこ)の全容が一望できる絶景を楽しむことができます。

※“標高53m”と言えば、松江城の天守と同じ高さです。出雲空港の滑走路や中国山脈の山並み、それに園内の全景も見渡せる360度ビューはまさに絶景!

美しい景色を鑑賞するうちに、これまで抱えていた悩みや憂鬱な気持ちが全て吹き飛び、晴れやかな気持ちになりました。

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続いては水鳥温室へ。

水鳥温室(松江フォーゲルパーク)

温室に入るとさまざまな鳥の声が反響していて、まさに”水鳥の楽園”といった雰囲気。

※写真でも分かるように温室内では鳥たちが放し飼いされています。

美しい深紅のショウジョウトキをはじめ、カモやペリカン、フラミンゴなどを間近に見ることが出来ちゃいました。

ハシビロコウ

そして、私のイチオシはやっぱり”ハシビロコウ”です。

昨今話題となっている鳥、ハシビロコウが松江フォーゲルパークにいるんですよね。名前は「フドウくん」。男らしくて勇ましい名前!

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ちなみに、どうして”フドウくん”なのかというと…

フドウくん

滅多に動かないから。汗

野生では湿地帯に生息しているハシビロコウ。彼らが滅多に動かない理由は、好物の肺魚という魚が空気を吸いに水面に上がってきた時に捕らえるからなんですね。

※つまり、ジーっと待ち伏せする癖がついてるんですね。まさに不動(フドウ)の鳥と言えます。

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そして、熱帯鳥温室へ移動。

松江フォーゲルパークでエサやり体験

ここでは、100円で餌やり体験もできるので、実際に鳥たちと触れ合うことも可能です。

パーク内の鳥たちは警戒心がないのか人に慣れているのか、手にエサをのせていると、すぐに寄ってきて美味しそうに食べてくれるんです。

クリハシオオハシ(松江フォーゲルパーク)

私は生命力に溢れる美しい花や活発な鳥たちと触れ合って、あっという間に元気を取り戻せました。

生き物たちから元気をもらいたくなったときは、また『松江フォーゲルパーク』に足を運びたいと思います。

information
松江フォーゲルパーク HP
松江フォーゲルパーク【HP
住所:島根県松江市大垣町52

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