こんにちは、初めまして、石川県金沢市に住んでいます、24歳のOLです。
金沢で生まれ育ち…大学の間は関西に出ていましたけど、卒業した後に金沢に戻ってきました。
やっぱり地元が好きだし地元に帰って来れてよかったな~、と、今は実感しています。
そんな私の大学時代の専門は、美術。
特に西洋美術を専攻していたんですが、小さいころから美術作品・芸術作品が好きで、さまざまな美術館などにもいってきました。絵画のみならず彫刻なども含め、様々な美術に興味をずっと抱いてきたんですよね。
…とはいえ、自分自身が表現するのはからっきしで、もっぱら”見る専門”なんですけどね。
大学の学部卒業後はそのまま大学院に進んで研究者になろうとも思ったんですけど、やっぱり自分にはそこまでの頭はないかな、仕事にせずに自由に楽しんだ方がいいかな。なんて思って、結局普通に就職しました。
今は楽しく生活していますし、後悔はありません。
・・・
さて、そんな私の趣味は、ご想像通り、美術館巡り。
地元・金沢や石川にあるいろいろな美術館を週末に巡ることはもちろん、旅行ついでに全国の美術館に行くのも好きです。
旅行先で1日に2〜3ヶ所の美術館に行くことも珍しくありませんし、日本には非常にたくさんの美術館があるから楽しいです。
地元、金沢にも、県外に誇る素敵な美術館がいくつもあるんですが、やっぱり皆さん、金沢の美術館と聞くと…
金沢21世紀美術館を思い浮かべるんじゃないでしょうか?
2004年開館と、まだまだ新しい美術館で、そのユニークな展示などが話題になり、全国的に注目を集めている美術館ですよね。
注:イメージ画像(出典 Instagram)
もちろん素敵な美術館ですし、私も大好きでよく行くんですが…でも、ちょっと21世紀美術館ばかり注目されすぎなんじゃないかな、っていう思いもあるんですよね。
石川には、金沢には、大きなものから小さなものまで、ほかにも素敵な美術館いっぱいあるのにな、っていう。
・・・
まあ、あんまり小さな美術館の話をしてもマニアックすぎる話になるのであれなんですが…
注:イメージ画像(出典 Instagram)
金沢には、石川県立美術館があります。
21世紀美術館に負けず劣らず素敵な、そして大きな、石川・金沢を代表する美術館があるのに、あんまり注目されていないんですよね。
今回は、金沢内外の人に、改めて石川県立美術館の魅力を紹介したいと思います!
注:イメージ画像(出典 Instagram)
石川県立美術館は、1945年に「石川県美術館」として、金沢にあった旧北陸海軍館を改装してオープンした美術館。
しかしその直後、占領軍によって接収されてしまい、1959年にあらためてオープンしたという古い歴史と複雑な過程を持つ美術館です。
注:イメージ画像(出典 Instagram)
1987年に現在の場所に(すぐ近く)移転し、「石川県立美術館」として再出発しました。
金沢駅の南側に少し歩いた場所にあり、金沢城や兼六園のすぐ横にあり、アクセスも良好。(実は21世紀美術館とはすぐ目と鼻の先だったりもします。)
しかし、21世紀美術館ほどの知名度や人気がないのは、県立美術館のほうがより美術館っぽいというか、ちょっと”ポップさ”や”気軽さ”が足りないのかなと思ったりもします。
注:イメージ画像(出典 Instagram)
建物もいかにも美術館という感じですし、展示されているもの、所蔵品も石川県にゆかりのあるものを中心に、歴史的・文化的価値のある美術品となっていて…
美術に興味がない人からすれば、あまり面白みがないのかもしれません。
それに対して21世紀美術館のほうが、体験型の展示も多くありますし、観光地として愛されるのはわかりますね。
…とはいえ、それが悪いということではなく、こうした美術館でしか見られないものがありますし、そういう意味では21世紀美術館との間でうまく役割分担や棲み分けができているともいえそうです。
しかし、当然ながら石川県立美術館は美術に興味がある人にとっては非常に面白いですし、重要な美術館です。
注:イメージ画像(出典 Instagram)
石川県にゆかりのある刀剣や絵画などを多数所蔵し、多くの国宝、重要文化財も収蔵。
しかも、そうした重要文化財の半数以上が石川県内の個人や寺社からの寄贈だといいますから”石川を象徴する美術館”として、もっと注目されるべきです。
九谷焼などの陶磁器も多く収蔵。
石川の美術文化に触れることが出来ますし、観光客の人はもちろんですが、地元の人にも訪れてほしいなと思いますね。
注:イメージ画像(出典 Instagram)
また、文化財の修復にも力を入れていて、「広坂別館・石川県文化財保存修復工房」を併設。
こちらの工房は建物自体が大正に建てられたものという貴重なものとなっていて、石川をはじめ、全国の文化財の修復を行っています。
・・・
あと、忘れてはならないのが、併設されたカフェ。
注:イメージ画像(出典 Instagram)
石川県七尾市出身のパティシエ辻口博啓さんがプロデュースするカフェ「ル ミュゼ ドゥ アッシュ KANAZAWA」
こちらを目的にやってくる人もいるほどで、私もよくお世話になっています。
という事で、21世紀美術館と合わせ、非常に重要で素敵な美術館が金沢にはあること、わかってもらえたでしょうか?金沢に訪れた際は是非、美術館巡りを楽しんでくださいね!
石川県立美術館【HP】
住所:石川県金沢市出羽町2-1
・あわせてチェック
#金沢の出会い #金沢セフレ #金沢(割り切り出会い掲示板) #金沢パパ活 #金沢でママ活
石川県立美術館
1945年に開館した石川県が誇る美術館で、同年末、占領軍によって接収されたが、その後再開されました。
旧美術館(石川県美術館)は、地方の県立美術館としては最も早い時期に建設されたものの一つで、金沢出身で日本芸術院会員であった建築家の故谷口吉郎氏の設計によるもので、特別名勝兼六園に隣接し、周囲の風光と調和するように配慮されています。
展示内容
石川県にゆかりのある作品を中心に収集展示しており、古九谷の名品や加賀藩前田家伝来の宝物から、石川県の作家を中心とした日本画、洋画、彫刻、工芸などを幅広く展示しており、石川県が誇る名品が数多く展示されています。
特に野々村仁清作の国宝「色絵雉香炉(いろえきじこうろ)」は必見。
また、石川県立美術館は、金沢城址公苑に位置し、周囲の緑に囲まれた環境が魅力的です。さらに、若手パティシエが館内にカフェを開いていることもユニークな魅力の一つです。