命の危険さえ感じるほどの暑さが続くなど…今年の夏は異常ですね。
夏といえば屋外アクティビティ!遊ぶぞ!なんて息巻いていましたが、今年はちょっと無理かな、なんて思ったり…。
とはいえ、少し気候も落ち着いてきましたね。
ほっとしている人も多いんじゃないでしょうか?まあ、まだまだ今年は油断できないですが…。
僕は東京都在住のアラフォーサラリーマンです。
昔から体を動かすのが好きで、はしゃぐのが大好き。夏は山に行ったり海に行ったり、っていうのが毎年恒例ですが、ちょっとさすがに今年は暑すぎるので…
週末も家でゆっくりするかなあ、なんて思ってました。
しかし、台風が去って、ひとまず過ごしやすい空気に。やっぱりこれは、タイミングを選べば外に遊びに行けるかな?という気持ちになったんです。
…ただ、ちょっと今年はもう心の準備してなかったし山や海に行くのはちょっとしんどいかな~、とも思ったのでせっかくだから軽く旅行にでも行くかな、と。
こういう時、思い付きで行動できるのが独身のいいところです。
・・・
どこに行くのがいいかな~、と思ったんですが、ちょうど時期としては全国各地でお祭りが開催されている時期。
ということで、お祭りを見に行こう!と思いつきました。
”お祭り”といえば、僕の中では…やっぱり東北かなっていう勝手なイメージがあるんです。
大規模で有名なお祭りがたくさんあるイメージないですか?東北。
・・・
有名なお祭りで、見に行けるお祭りはないかと探したところ…
秋田県で気になるお祭りを見つけました。
東北は関東からも比較的訪れやすいですし、宮城県などにはよく行ったことがあるんですが、秋田は行ったこともないしちょうどいいな!と感じ、思い付きで秋田まで行ってきました。
今回僕が参加したのは、秋田県有数のお祭り…
「秋田竿燈(かんとう)まつり」です。
秋田竿燈まつりは、「東北三大まつり」の1つとしても名高い、秋田県を代表するお祭り。三大まつりのうち、他の2つが”仙台七夕まつり”と”青森ねぶた祭り”ということですから…
この祭りが、どれだけ東北を代表するお祭りなのかということはお分かりいただけますよね。
毎年、秋田市で8月3日~6日にかけて開催されるもので、なんと江戸時代から続いている伝統あるお祭りなんですね。
竿燈というのは、竿に大量の提灯をつけた祭具。写真を見れば「ああ、これのことか!」とお分かりいただけると思います。竿全体が稲穂、提灯が米俵に見立てられていて、豊作を祈るおまつりとして開催されているんだとか。
起源は江戸時代。
「眠り流し」という原型となるまつりとして開催されていたとのことで、今もその名残で、秋田では「ねぶり流し」と呼ばれているんだそうです。
重要無形民俗文化財にも登録されるなど、秋田だけでなく日本全体を代表するお祭りの1つなんですね。
祭りでは多くの人たちが行列をなし、たくさんの竿燈を、掲げながら進んで行きます。
使われる竿燈には大きなものから小さなものまでいくつかの種類があり、また「流し」「平手」「額」など5種類の技を披露しながら、練り歩くんですよ。
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注:イメージ画像(出典 Instagram)
技は、その名の通り「平手」なら平手で竿燈を支え、「額」であれば額で竿燈を支えます。
遠目ではよくわからないのですが、これは近くで見ると圧巻。数メートル以上、数十個の提灯がさげられた巨大な竿燈を軽々と持ち上げる姿には興奮するとともに、かなりハラハラもしました。
夜はメイン会場の大通りで開催され、大盛り上がりとなりますが、昼も別会場で昼竿燈というイベントが開催されるなど、開催期間中は、秋田の街中がまさに”竿燈一色”。
竿灯まつりに合わせてご当地グルメフェスティバルが開催されたりと、秋田全体が盛り上がりますし、観光客も非常にたくさんやってきているので…
秋田初心者の観光客の僕でも、非常に楽しめました。
夜の部ではメイン会場の周辺は明かりが消されるうえ、背の高いビルなどもないので竿燈がより一層際立ち、美しくなります。
祭りの楽しさもありつつ、なんだか幻想的というか、かなり非日常な体験ができますし、こういう部分は、やっぱり地方の大きな祭りならではだな…と感動。
都会とは祭りに対する思いや気合の入り方も全然違う気がしましたし、日本の古き良きまつりの雰囲気を感じましたね。
今年の祭りは終わってしまいましたが、秋田市民俗芸能伝承館では竿灯まつりをはじめ、様々な秋田のまつりに関する資料が展示されています。
祭り好きな人は、一度秋田に訪れてみては?…きっと感動できる事、間違い無しですよ。
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秋田竿燈
東北三大まつりの一つとして有名で、毎年8月に開催五穀豊穣や夏の病魔を払うために行われる「ねぶり流し行事」が原型とされ、江戸時代から続く約270年もの歴史があります。
竿燈と呼ばれる長い竹竿に提灯をつるしたものを、手腕自慢の差し手たちが持ち上げて練り歩く伝統的なお祭りで、約280本の竿燈が秋田市内を練り歩きます。
※竿燈には、稲穂や米俵をイメージした提灯が吊るされ、五穀豊穣を祈る意味が込められています。
竿燈まつりは、国重要無形民俗文化財に指定されており、日本国内はもちろん、海外でも竿燈が上げられている風景が見られるほどの人気があり、竿燈の大若(おおわか)と呼ばれる巨大な竿燈を持ち上げる妙技が見どころの一つで、その迫力ある姿は一度は見るべき景色。
秋田竿燈まつりは、4日間にわたって開催され、最終日には竿燈の先端に飾った御幣を旭川に流す「御幣流し」が行われます。
また、竿燈まつりが全国的に有名になってからは、県外での竿燈演技も開催され、海外でも竿燈が上げられるなど、その人気は広がっています。