これまで7年間飼っていた、猫の寅次郎が亡くなって、ひどく気分が落ち込んでいました。仕事にも身が入らず、食事も喉を通らず…
人と出会い、話すことも苦痛になっていました。
そんな僕のことを心配してくれた女友達が…
ある日突然、金魚をプレゼントしてくれました。
「落ち込んでいる時に金魚を見ると癒されるらしいよ…」という手紙が添えられていて、とても嬉しくなりました。この金魚との出会いで僕の心は救われました。
※そして、金魚を大切に育てたいと心から思いました。
金魚は、中国・日本で発展したもので、東洋的な美しさと文化を感じられる生き物です。
※美しく特徴的な容姿に、そしてゆったり優雅に泳ぐ姿には、特別な魅力を感じますよね。心がホッと温かく穏やかになります。
僕は金魚との出会いに感謝しているんです。
毎日、金魚を眺めることで、猫の寅次郎を失ってしまった喪失感が少しずつ癒されてきたからです。
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金魚は中国が原産で室町時代に日本に渡来し、江戸時代から明治に品種改良が盛んになり、現在は100種類以上の品種があります。
ひれ・目・頭部・体形・体色などに特長があり、その姿も特徴的で独特の可愛さもありますが、尚且つ泳ぎが下手に見えるゆらゆら感が…
尚更可愛さを引き立ててくれています。
※金魚は丈夫で、日本の気候に合っている生き物なんですよ。
水槽環境を整えて、水換えやエサやりなどの世話をすればとても長生きするんです。
10年以上は一般的で、上手に飼えば15年から20年くらい長生きする魚なんですよ。金魚との出会いを与えてくれた女友達に感謝です。
やっぱり長生きしてくれる生き物はありがたいと感じます。
※金魚は犬や猫のようになつくペットと違って、『姿を見て楽しむ観賞魚だけ』のイメージがありますが、実はそんな事はなく、毎日世話をするうちに、ちゃんと人に慣れてくれて、段々となついてくれるんですよ。
餌をあげようとすれば、自然と寄ってくるようになるんです。
その姿がとても可愛らしいんです。金魚は観賞魚というよりペットに近い飼い方が出来る魚だと思います。
一匹の金魚はペットであり、相棒であり、家族のような存在です。
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金魚との出会いはすなわち、家族との出会いに等しいものだと考えています。
※家族のためにも、住みやすく心地の良い快適な水槽を準備してあげることが重要です。
水槽の立ち上げは慎重に行いましょう。
※金魚を飼う水槽に、ただ水を入れただけではダメです。これは、金魚が快適に過ごせる環境ではありません。
場合によってはいきなり水槽の中に金魚を入れてしまう事で、金魚を病気にしたり、体調不良にしたりすることがあります。
なので、まずは水槽を立ち上げて、金魚が快適に生活出来るような環境にしておく必要があるんです。
※金魚との出会いを大切にしたいという方は事前にしっかり準備しておきましょう。
水道の蛇口を捻って出てくる水道水には、消毒のために塩素(カルキ)が少量混ざっています。
人間が飲む分には影響は無いのですが、金魚にとってカルキの影響は結構大きく、貯めたばかりの水道水にいきなり金魚を入れると皮膚を荒らしてしまったり、体調を崩してしまう場合がよくあります。
※あるいは小さな金魚を、もろに水道水の中に入れてしまうと死んでしまうこともあるので要注意です。
カルキを抜く方法としては、半日から一日程度、水を汲み、空気にさらしておきましょう。
※こうすれば、金魚の飼育に支障が無い程度にカルキは抜けます。
この時にエアポンプで空気を水中に送ったり、濾過器のポンプを回して水を循環させることで、より早くカルキを抜くことが出来ますよ。
少し手間はかかりますが、毎回カルキを抜くようにしましょう。
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金魚を大切に育てるためには、質の良い水槽との出会いも大切です。
水槽の大きさは60cm水槽を推奨します。
※大きければ大きいほど良いのですが、60cm以上の大きさになると管理が大変になります。
ショップやホームセンターなどで取り扱っている水槽は、60cm水槽が標準になっていて、30cmの水槽や、40cmの水槽より上部フィルターなども安くなっている場合が多いんです。
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そして、初心者の人が失敗する大きな原因が…
無理をして多数の金魚を水槽に入れてしまってダメにしてしまう事。
30cm水槽で2~3匹、40cm水槽3~4匹、60cm水槽5~6匹、これを基準として金魚を飼ってみてください。
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ちなみに、水槽には絶対に水草を入れなければいけないと考えている人も多いようですが、実際にそんなことはないんです。
※金魚は水草を入れても口で引っこ抜いて食べてしまうので、水草は入れても無駄になってしまうということを覚えておきましょう。
こうして僕は金魚を丁寧に、大切に飼育しています。
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そしてこの金魚をプレゼントしてくれた女友達から突然、告白されたんです。
「こんなにも金魚を大切に飼育できる男性は、優しい人に違いないと思うから…付き合ってくれませんか…」そんな風に言ってもらえたんです。
金魚との出会いが彼女と僕を引き合わせてくれました。興味のある方は、一度金魚を飼ってみてくださいね。
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