みなさんこんにちは。福井出身・在住のアラフォーカメラマンです。
高校を卒業後、東京に出て色々と仕事をさせてもらい、なんやかんやとカメラで生活させてもらってきましたが…
数年前に地元の福井に戻ってきて生活をしています。
やっぱり仕事は東京にいる方が圧倒的に多いのですが、今はネットも発達していますし、交通網も発達しています。
なので、以前に比べればどこに住んでいても仕事はしやすいですし、年齢的にも少し落ち着きたいなということで。
…両親も年を取りましたしね。
福井県と言っても、正直県外の人にはあまりイメージってないと思うんですが、皆さんの想像通り…のどかな環境です。
東京に住んでいたころも、福井出身といっても大して話が弾んだ記憶はないですし、若いころは何もなくて地元がすごく嫌だったことを覚えています。
とはいえ、今この歳になって地元に帰ってくると、福井も素敵な町だなと思いますし、自分はやっぱり福井の人間なんだなと感じることも多いですね。
それに、僕はポートレートよりも風景などをとる方がメインのカメラマンなのですが、そうした観点からいっても…
福井って素敵な風景をたくさん持っている町なんです。
最近では、そうした地元・福井の魅力を発信していこうという気持ちも芽生えてきて、積極的にいろいろな場所に行って写真を撮るという活動も行っています。
福井って本当に、自然スポット・名勝スポットとなると、数えられないくらいたくさんのスポットがあるんです。
みなさんも福井に来たことがないという人が多いと思いますが、一度来てみると、すごく素敵な町だなと思ってもらえるんじゃないかなと。
・・・
先日は、福井県を代表する景勝スポット…
東尋坊に行ってきました。
全国的に名前は知られていますが、行ったことがない、どんな場所か知らないという人も多いでしょう。
僕も今回初めて訪れたんですが、噂にたがわぬ…すごいスポットでした。
東尋坊は福井県を代表する観光地であり自然スポット。福井県坂井市に位置する崖のことです。
坂井市といわれてもわからないと思いますが、福井中心街からも割と近くて、行きやすいんですよ。
日本海に面している崖なのですが、何がすごいのかといわれると、極端に表現するなら…
その見た目、そして絶壁感です。
崖周辺の岩は不規則に削られ、断崖絶壁に関しては、最も高い場所で25メートルの垂直の崖があります。
しかも、言葉で表現しにくいんですが、とにかく崖のでき方が不規則で、深く削られている場所が突発的に何か所もあります。
上から見た航空写真でも崖の形がかなり異様なのがわかりますし、一度写真で上から見た様子を見てみてほしいです。
崖は安山岩という火山岩でできていて、それが日本海の波で削られてできたものが、この東尋坊。
これだけの規模を持つ安山岩の柱状節理は世界でも3カ所しかないそうで、地質学的にも世界的に珍しいものなんだそうです。実は世界的にも貴重なスポットとは、素晴らしい(笑)
1935年には国の天然記念物・名勝にも指定されました。
崖が観光地と言われても、楽しみ方がわからない…という人もいると思いますが、少し離れたところから崖全体を見て景色を楽しむのも楽しめますし、崖のギリギリまで行って崖そのものや荒波を楽しみつつ、スリルを味わうも良し。
思っているよりいろんな楽しみ方ができます。
「え?そんなとこまでいっていいの?」っていうぐらいギリギリにまで行けるので、調子に乗って危ないことをしないようにだけ気を付けないといけませんね。
近くには360°見渡せる東尋坊タワーがあったり、海側から東尋坊鵜を見ることが出来る観光遊覧船も出ていたり、いろんな角度から東尋坊の特殊な地形を楽しむことが可能です。
興味のあるように楽しめばいいんじゃないかと。(個人的には、ヘリなどで上から見るのが一番興奮するんじゃないかと思いましたけど。)
周辺地域も商店街があったり、観光地化されているので楽しめると思いますよ。
後から冷静になってみると、あの変な形の崖を見るのになぜあんなにはしゃいでいたのかはよくわからないのですが…でも、行くと興奮してしまう不思議な魅力が確実にある場所です。
ちなみに東尋坊という名前の由来は、勝山市にある平泉寺に昔いた僧の名前だそうで、その僧は恋愛関係のいざこざでこの崖から突き落とされたそうです。(苦笑)
言われてみれば、崖って実際に行ってみたことがある人は少ないと思いますし、ぜひこの機会に一度行ってみてください。
東尋坊はもちろん、皆さんには福井県に足を運んでみてほしいです。そして僕自身、これからも福島県の魅力を伝えるべく活動できたらいいなと思います。
東尋坊
住所:福井県坂井市三国町安島64-1
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東尋坊
東尋坊は福井県坂井市三国町安島に位置する壮大な崖で、越前加賀海岸国定公園の特別保護地区に指定されています。
※この崖は日本海に面した海食崖で、最も高い場所では約25mの垂直の崖がそびえ立っています。
東尋坊の岩は輝石安山岩の柱状節理で構成されており、このような規模のものは世界に3ヶ所しか存在しないため、地質的に非常に貴重であり、国の天然記念物および名勝にも指定されています。
※ちなみに、東尋坊の名前の由来は、平泉寺の僧が恋愛関係のもつれからこの場所で命を落としたという伝説に基づいています。
地質的には、東尋坊の周辺は約1,200 – 1,300万年前の火山活動により形成されたと言われ、この火山岩は白色の斜長石や暗緑色の輝石を含むもので、冷えて固まる過程で形成された五角形や六角形の柱状の割れ目が特徴的です。
観光の面では、東尋坊の海岸には千畳敷や三段岩、ライオン岩などの名前がつけられた岩や地形が点在しており、それぞれが独特の景観を持っています。
※また、東尋坊は映画やドラマのロケ地としても使用されることがあり、特に「男はつらいよ」のシリーズで知られる場所としても有名です。