こんにちは、歴史大好きの43歳、都内でサラリーマンをしているオヤジです。
今年は明治維新150周年という、歴史好きにとっては大事な記念の年。
全国各地でもイベントが行われているようですが、なんだかいまいち盛り上がっているようないないような…。正直、もうちょっと大々的にPRやイベントを開催してほしいですよね、ちょっと中途半端な感は否めない。
歴史好きとしてはもうちょっと盛り上げてくれるんじゃないかなあと期待していただけに…。
と、まあ愚痴は置いておいて。
先日は、待ちに待ったゴールデンウィークでしたね。
皆さんも思い思いに過ごされたと思いますが、私も旅行に行ってきました。
私としてはせっかくの明治維新150周年ですから、やっぱり明治維新に関連のあるスポットに今年は遊びに行きたいな~。
と思って、今年の旅行先を考えたりしていました。
ただ、正直大体有名どころは1度行ったことがあるしな…となりましてね。
なんか、150周年で大々的なイベントがあればそれに行ってみてもいいと思ったんですが、パッとするものもなかったので、う~ん…となっていたんです。
それならまだ行ったことのない場所に行くのもいいかなあ、と。
そんな中で、歴史好き仲間の友人が「福山へ行くのはどうだろう?」と提案してくれまして。
福山って聞いてもあんまりピンとくるものがないという人も多いと思います。でも、歴史好きの人はわかると思いますが、実は広島県福山市、福山藩は江戸時代には有力譜代大名が置かれていた江戸幕府にとって重要な地域(毛利氏などの有力外様大名対策だったといわれます)で、日本の歴史上重要な地域。
しかも、坂本龍馬にゆかりの深い地域でして。
歴史ある寺社仏閣、そしてお城もある、結構歴史好きには人気も高いスポットなんですよね。
ただ私、そういえば、福山はもちろん、広島ってほとんど巡ったことなかったなと思いましてね。
いい機会だから今年は福山に旅行に行くのもいいかもしれないなと思いまして、その友人と今回2人で福山へ行ってきました。
今回は史跡巡りをテーマに。
こんな風に気軽に旅ができるのは独身の強みですね。やっぱり、ちょっと寂しいような気もしますが、ポジティブにとらえて行かないと。(笑)
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1日目、まず福山に訪れて最初に訪れたのは、やはり…
「福山城」でしょう。
本当にびっくりするくらい駅の目の前にありますから、もう福山についたらここ以外にまず行くべき選択肢はありません。
本当に駅の目の前がお城です。(笑)
福山城は江戸時代初期に建てられたお城。
日本の代表的なお城の多くは戦国時代までに建てられていましたから、大きな新築のお城というのは、江戸時代には珍しく、近世城郭としては最後の例ともいわれます。
残念ながら第二次世界大戦までにその大部分は取り壊しや焼失で失われましたが、50年ほど前に鉄筋コンクリート構造で再建され、雄大な姿を見せています。
日本の100名城にも選定され、国の史跡となっているんですよ。
天守内の福山市立福山城博物館や構内を巡ったころには、もう遅めだったので、ホテルで福山の海の幸を楽しみました。
福山城(博物館)【HP】
住所:広島県福山市丸之内1丁目8
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2日目は坂本龍馬ゆかりの地巡りへ。
1つ目が「いろは丸展示館」
いろは丸展示館
江戸期に建てられた太い梁など堂々たる建物「大蔵」内にあります。
この展示館は、坂本龍馬が乗船した船「いろは丸」と「明光丸」の衝突事件に関する情報を展示する博物館。
展示物には、いろは丸の引き揚げ物、龍馬のかくれ部屋、沈没状況のジオラマ、潜水調査によって撮影された調査風景写真など多数。
また、龍馬クイズや観光案内も行っており、龍馬ファンにはたまらないスポットとなっています。
「いろは丸」は江戸時代末期に伊予国大洲藩が所有していた船。坂本龍馬の仲介でポルトガルから購入し、海援隊の活動のために龍馬に貸し出していたという、龍馬に非常に深いかかわりのある船です。
しかし、1867年にいろは丸と紀州藩の「明光丸」とが衝突する事故「いろは丸事件」が発生。
いろは丸はそのまま沈没し、今も引き上げられていないそうですが、いろは丸はこの時長崎から大阪に物資を運ぶための移動中で、龍馬も乗っていて、何とか救出されて九死に一生を得たといわれています。
注:イメージ画像(出典 Instagram)
この展示館では、いろは丸や、いろは丸事件についてイラストやジオラマで解説。2階には救出された龍馬が隠れていた部屋の再現なども展示されています。
いろは丸展示館【HP】
住所:広島県福山市鞆町843-1
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そして、いろは丸展示館からもそう遠くない…
「龍馬の隠れ部屋・桝屋清右衛門宅」へ。
龍馬の隠れ部屋 桝屋清右衛門宅
幕末の志士・坂本龍馬が身を隠した隠れ部屋が一般公開されている観光スポット。
『桝屋清右衛門宅』は、1867年に起きた「いろは丸事件」の際に、坂本龍馬が宿泊した宿屋で、建物からも幕末の雰囲気を味わうことができます。
隠れ部屋には龍馬の趣味である茶道具や書籍が展示されており、龍馬ファンにはたまらないスポットの一つ。
これは、先ほど説明した隠れ部屋の実物です。
桝屋清右衛門はいろは号事件の当時、廻船問屋を営んでいて、土佐藩などとも取引があった縁で、いろは丸の乗員の救出に関わり、龍馬たちを自宅にかくまったといわれています。
注:イメージ画像(出典 Instagram)
実際にここで龍馬が過ごしたのだと思うと感極まるものがありますが、それも納得の雰囲気が現在でも保存されています。
龍馬ファンや歴史ファンにとってはたまらないスポットですが、邸宅そのものも立派で、当時の名家の面影を残しているので、古い建物や街並みが好きな人も楽しめると思います。
桝屋清右衛門宅【HP】
住所:広島県福山市鞆町鞆422番地
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3日目はお土産を買ったり、グルメを満喫しながら過ごしました。
期待はしていましたが、それ以上の歴史散策ができた旅でしたね。
こんな風に、意外と行っていないまま忘れてしまっている場所は日本中にたくさんあるでしょうから、ちゃんと次の休みまでにリサーチしておかなきゃいけないな~と思います。
歴史好きで、次に行くスポットに迷っている人は、一度福山を訪れてみてはどうでしょうか?
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福山城
江戸時代初期に築城された美しいお城で、日本の名城100選にも登録。また、福山駅からも近く、山陽新幹線の目と鼻の先にあるため、観光客にも人気のスポット。
特徴
福山城の特徴は、櫓が多く、20数基もあることです。そのほとんどが重要文化財に指定されています。近年は、築城400年の大普請として改修工事も終了し、見事な天守閣を再び見ることができます。
また、福山市の市章にも深い繋がりがあり、福山城がある蝙蝠山(こうもりやま)という地域の名前から福山という名称が生まれたとされ、市章はその蝙蝠と山をかたどって作られました。
周辺
福山城周辺には、お城と同じように歴史を感じることのできる観光スポットが多数。中でも、福山城公園内にある『鏡櫓』は、福山城の中でも有名な櫓であり、観光客にも人気。
また、福山市内には、『鞆の浦』や『明王院』など、福山城と同様に歴史的な観光スポットがたくさんあり、一日じゃ足りないほど。