こんにちは、和歌山県で生まれ育ち、京都で大学生活を過ごし、そして現在、東京で働いている20代後半の女です。
私は昔から日本的なもの、風情溢れるものが大好き。
まあ、多かれ少なかれ日本人の人はそういうところあると思うんですけど、日本の昔風の雰囲気が残っている街並みだったり、施設にすごく惹かれるんですよね。
(川越に行ったお話は、また後ほど…)
京都の大学に進学したのも、昔から京都に憧れがあって、とにかく京都に住みたい!という動機からでした。
観光地とはいえ実際に住んでいると、観光客が行くような観光地には行かなくなるといいますが、私は大学生活の4年間、いろんな京都の観光地に行きまくりました。(笑)
もちろん、京都に実際に住んでいないとわからないような穴場スポットであったり、日常や町に息づく和の心というか、そういうものもたくさん経験できましたし、大学の4年間は非常に充実してたな~と、今は思います。
東京は、やっぱり便利ですしすごく過ごしやすいですけど、やっぱり街中は超都市で、京都が恋しくなることもあります。
でも、東京もかつては江戸城下で非常に栄えた町。
実はちょっと探してみればかつての江戸の町の情緒を残す街だったりスポットも残っていますし、都市部を少し離れれば下町もたくさんあって、古き良き日本の伝統を守っている町やお店もたくさんあるんですよね。
社会人になってから少ししてからそういうことにも気づけて、今では週末になるとそうした、観光地とは違う東京の魅力を見つける散歩をしたりしています。
しかし、これまで東京のいろんなところを見て回りましたし、そろそろ東京以外の関東の町の情緒あふれるスポット探しも始めたいな~、なんて思うようになってきまして。
色々といきたいな~、と考えていたところ、会社の先輩が…
「川越、すごくいい町だよ、東京からも行きやすいし。」と言ってくれまして。
実はその先輩、川越が実家で、今も川越在住。
「良かったら、今度案内するよ。」って言ってくれたので、お言葉に甘えて、川越に遊びに行ってきました!
・・・
訪れてみると、いきなり…
川越の街並みにビックリ!
噂には聞いていましたが、昔ながらの蔵が道の両脇にずらりと並んでいます。
実は、この蔵造りの街並みは明治時代に作られたものなんだそう。
もともと徳川家康の時代から「北の防衛線」として重視され、非常に栄えた川越ですが、明治時代には大火に見舞われ、一度は町の大部分が消失してしまったんだといいます。
その後、改めて江戸の土蔵を参考にして街が再興され、より江戸らしさを備えた町として生まれ変わったんだそうですよ。
正直、繁華街ゾーンの街並みとしては、京都よりも情緒がある気もしました。
京都はやっぱり今では立派に観光地なので、結構整備されちゃってて、都市感がありますからね。
住宅街なんかはまた違いますが…。
川越の大通りには復興当時のまま現存している家屋や蔵も多く、町には重要文化財となっている建物も複数。
中でも、川越を象徴する建築物が「時の鐘」という時計台。
木造3階建ての櫓で、この櫓も大火の後に再建されたもの(4代目)が現在も残っています。鐘の音は、環境省の「残したい“日本の音風景100選”」にも選ばれているんだとか。(そんなランキングがあるんですね…。)
そして、メインの大通りから少し入ると現れるのが「菓子屋横丁」
この通りも川越を代表するスポットで、歴史情緒あふれる通りに何軒もの菓子屋さんが立ち並びます。
もともとは関東大震災で東京が大きな被害を受けた際に東京に変わって駄菓子の製造を始めるようになったのがきっかけだそうで、最盛期には70軒以上のお菓子屋さんがあったのだとか。
現在はお店は10数件程度になっているということですが、昔懐かしい雰囲気のお菓子屋さん、駄菓子屋さんから、老舗和菓子店といった面構えのお店、ちょっと今風なカフェ感のあるお店まで…
様々なお店がありました。
そして、その南にも大正浪漫夢通りという有名な通りが。
大正~昭和初期の建物が残るエリアなんですが、確かに、明治期の建物が並ぶ通りとは結構雰囲気が変わります。
注:イメージ画像(出典 Instagram)
なんだかポップというか、レトロモダンな感じというか。
これだけの文化遺産を残しながら、きっちり観光地やお店としても機能させるというのは、各家やお店、そして地域全体の並々ならぬ努力があるんだろうなあと、感動しっぱなしでした。
注:イメージ画像(出典 Instagram)
とにかく家、お店の建物1つ1つに風格があって圧倒されましたし、資料館なども複数あるので、ちょこちょこと立ち寄りながら街並みを楽しんで歩くだけで1日が終わっていたほどでしたよ。
川越の中でもゾーンによっていろんな風景があるので、一日中歩いても飽きないですし、また来ようという気にもなります。
みなさんもぜひ、一度川越に足を運んでみてくださいね。
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参考:小江戸川越観光協会