僕は今年41歳を迎えるバツイチです。昨年、妻とは離婚したばかりなんです。
離婚した直後は気分が楽だな〜!と思っていたのですが、実際一人きりになるとなかなか寂しいものですね…。
離婚して1年を迎えようとしていますが、ぽっかりと胸に空いた寂しさはなかなか癒えずにいます。
そんな時に友人が…
「北九州観光に行って、パァッと遊んでストレス発散でもしようぜ!」と誘ってくれたんですよ。
やはり持つべきものは友人です!そんな友人も、実はバツイチなんですよね。笑。
バツイチの男2人で北九州旅行なんて、笑ってしまいますよね。…しかし、ストレスが溜まって気分がすっきりしない時は旅行が一番の薬になります。
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最初に訪れたのは…
「平尾台」です。
平尾台は北九州市を含む5つの市町にまたがる広大なカルスト台地です。ピナクルが羊の群れのように見える羊群原や、地下に川が流れている千仏鍾乳洞など見どころがたくさんあるんですよ。
大自然に触れる生活なんて、長い間送っていなかったのでとても感動しましたね。
写真を眺めているような美しい景色でした。日本でも有数のカルスト台地を堪能することができました。
参考:公式-平尾台自然の郷
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そして、国の天然記念物にもなっている…
「千仏鍾乳洞」もここにあるということで覗いてきました。
千仏鍾乳洞
千仏鍾乳洞は、福岡県北九州市に位置するカルスト高原・平尾台の東端にあり、昭和10年に国の天然記念物に指定された歴史ある鍾乳洞です。
洞内は最も広いところで幅10m、高さ8mという狭い鍾乳洞ですが、奥行きは1200mあります。
入口から900mまでは照明が設置され、入口から480mから先の「奥の細道」部分は、足元に湧水が流れており、水の流れる中を探検家気分で歩けるのも魅力の一つ。
千仏鍾乳洞の魅力はその神秘的な雰囲気と、リアルな地底探検が体験できることです。洞内は一年を通じて、気温16度、水温14度が保たれ、夏は涼しく、冬は暖かいという快適な環境があります。
照明設備があるので、子どもや高齢者も不安なく洞窟廻りが楽しめます。
途中から水流の中をジャブジャブ歩くコースになるので、リアルな地底探検ができるのも魅力で「これほど自然を直で感じられる鍾乳洞は珍しい」「まるで自然が作り出した美術館のようだ」と鍾乳洞マニアの中でも高く評価されsるスポットです。
洞口の鍾乳石,石筍,石柱洞壁が美しく1,200mまで入洞可能となっています。
幾千万年の永きに渡り、カルスト台地の雨水によってつくられた千仏鍾乳洞は、平尾台に多数ある鍾乳洞の中でも最大規模の鍾乳洞なんですよ。
何千万年もかけて自然が作り出した鍾乳石は幻想的です。北九州の旅は感動的な景色からスタートしました。
千仏鍾乳洞【HP】
住所:福岡県北九州市小倉南区平尾台3丁目2-2-1
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そして、旅にはアルコールが必須!ということで…
注:イメージ画像(出典 Instagram)
「門司港地ビール工房」へも行きました。
北九州・関門地区で醸造する唯一のビールなんです。
門司港地ビール工房
門司港地ビール工房は、北九州市門司港の歴史ある建物群が立ち並ぶエリアに位置し、その歴史は、創業者がアメリカで飲んだヴァイツェンに感動し、1998年に関門海峡が一望できる港のそばでビール造りを始めたことから始まります。
※その後、レストランは2020年に小倉に移転し、2021年にはロゴも新しくなりました。
門司港地ビール工房の魅力は、その多彩なビールと美味しい料理。
特に、小麦麦芽を60%使用したヴァイツェンは、生きた酵母を感じるフレッシュ感とバナナのような香りが特徴で、全国地ビール品質審査会で2019年と2021年に最優秀賞を受賞しています。
また、地元で栽培された若松みかんを使用したヴァイツェンや、廃棄されるパンの耳を原材料にしたブレッドヴァイツェンなど、独自の取り組みも行っています。
※さらに、門司港地ビール工房では、ビールだけでなく美味しい料理も提供。特に、ビールで煮込んだ焼きカレーや、手作りのハムやソーセージなどのメツゲライ盛り合わせは、ビールとのペアリングが楽しめます。
また、門司港地ビール工房の近くには、ビールの歴史を学べる門司麦酒煉瓦館があります。
ここでは、1913年に九州初のビール工場である帝国麦酒が醸造したビール、サクラビールの歴史を学ぶことができます。この工場の跡地は現在、国の有形文化財として登録されています。
門司港地ビール工房は、美味しいビールと料理、そしてビールの歴史を楽しむことができる、北九州の魅力的なスポットです。
麦芽はドイツから9種、ホップはドイツ・チェコ・アメリカ産のもの9種、酵母はドイツ・ヴァインシュテファンから仕入れて使い分けているというこだわりよう!
こんなに美味しいビールが北九州にはあるんですね。
僕は門司港驛ビールを飲みました。昭和に入り、九州鉄道網は更に進化し、門司には多くのビールが行き来していました。
当時の味わいは「苦かった」と言われています。
注:イメージ画像(出典 Instagram)
それは、長距離輸送に耐える為、防腐作用のあるホップを多用したためでないかと考えられているようですよ。
ラガービールらしい麦の炒った香り、2種のカラメル麦芽を使用した深いコク、当時と同様にホップを贅沢に使用し苦みを効かせた門司港驛ビールは深みのある味わいでした。
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注:イメージ画像(出典 Instagram)
昭和初期の情景に思いを馳せながらいただくビールは絶品。
門司港地ビール工房では、こだわりの地ビールとともにジンギスカンやピザなども一緒にいただくことができますよ。
バツイチ男2人旅、どうなることかと少し不安でしたが想像以上に楽しいですね。
門司港地ビール工房【HP】
住所:福岡県北九州市小倉北区米町1丁目3-19
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そして、大型複合施設…
「リバーウォーク北九州」へも行ってきました。
リバーウォーク北九州は、紫川や小倉城、勝山公園など豊かな自然と歴史に囲まれた場所にあります。文化・芸術・情報発信・商業など様々な機能を持つ複合施設になっているので、1日ゆっくり飽きることなく楽しめます。
注:イメージ画像(出典 Instagram)
館内には商業施設のほか、本格的な劇場機能を持った「北九州芸術劇場」、放送局見学ができる「NHK北九州放送局」や「朝日新聞社」なんかもあるんですよ。
絶好のロケーションなのもいいですね。リラックスして過ごすことができました。
リバーウォーク北九州【HP】
住所:福岡県北九州市小倉北区室町1丁目1-1
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そして、すぐ近くに…
「小倉城」もあるということで訪れました。
小倉城
小倉城は、関門海峡に面した地で、古くから砦や城が構えられた地であり、その歴史は、戦国末期(1569年)に毛利氏が現在の地に城を築いたことから始まります。
その後、高橋鑑種や毛利勝信が居城し、関ヶ原合戦の功労で入国した細川忠興によって、1602年に本格的に築城が始まり、約七年の歳月を要し完成しました。
※忠興は城下町繁栄策として、諸国の商人や職人を集めて商工業保護政策を実施し、外国貿易も盛んにしました。また、祇園祭りも誕生させました。
小倉城の魅力は、その歴史だけでなく、その独特な建築様式にもあります。
1959年に再建された現存の小倉城は、上層面積大於下層の唐造構造という罕見な外形を持っています。また、城の石垣は切り石を使わない野面積みのづらづみで、素朴ながらも豪快な風情にあふれています。
慶長7年(1602年)に細川忠興が築城した400年以上の歴史を持つ名城です。天守閣は「唐造りからづくりの天守」と呼ばれているんですよ。
4階と5階の間に屋根のひさしがなく、5階が4階よりも大きくなっていて、ちょっと不思議な造りになっていました。
城の内部は和紙人形を使用した城下町のジオラマなどがある資料館になっており、隣には小倉城庭園もあります。じっくり観光でお城を見るなんて学生の頃以来でした。
こういう時間って今まで無駄だと思って過ごしていたのですが、大事だなと感じました。
小倉城【HP】
住所:福岡県北九州市小倉北区城内2-1
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そして、旅の途中で地元の人から…
「旅行で来たのなら”旦過市場”へは絶対に行っておくべきだよ!」と声をかけられたので行ってきました。
旦過市場は200店舗以上が軒を連ねていて、鮮魚・青果・精肉・惣菜などを扱う店が多く、郷土料理の「じんだ煮」や鯨肉を扱うお店もあるんです。
注:イメージ画像(出典 Instagram)
料亭や料理店などの料理人も買い付けに訪れるようなスポットらしいんです。
昭和レトロな雰囲気も魅力たっぷりでしたね。
注:イメージ画像(出典 Instagram)
中でも「大學堂」というお店が有名らしいので行ってみました。
北九州市立大学の人類学ゼミ所属が中心となって運営しているお店で市立大の学生が日替りで店頭に立ち、様々なイベントやカフェ営業を行っているんです。
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注:イメージ画像(出典 Instagram)
若者たちに触れてバツイチのおじさん2人は元気になりましたよ!笑。
旦過市場【HP】
住所:福岡県北九州市小倉北区魚町4丁目2-18
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バツイチになってからずっと気分が落ち込んでいたんですけれど、前向きになれました。一緒に行ってくれた友人にも感謝です。
気分が冴えないという方は出かけてみてくださいね。
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平尾台
北九州市に広がる平尾台は、その壮大な自然環境と特異な地形で知られています。
南北に約6キロメートル、東西に約2キロメートルにわたる広大なカルスト台地で、その面積は約12平方キロメートルに及びます。この地域は、長い年月をかけて形成された石灰岩の地形が特徴で、日本三大カルストの一つとして数えられています。
平尾台の最も魅力的な特徴の一つは、その独特の景観。
特に、「羊群原(ようぐんばる)」と呼ばれる地域は、まるで羊が群れているかのように見える裸出カルストの奇岩群が広がっており、その美しい風景は訪れる人々を圧倒します。
※青い空と緑の草原とのコントラストも美しく、多くの人々が登山やハイキングを楽しむために訪れます。
また、平尾台はその自然環境だけでなく、地域の歴史や文化も体験できる場所として人気があります。地域の歴史を感じることができる古代の遺跡や、地元の食文化を楽しむことができるレストランなど、多様な魅力が詰まっています。