こんにちは、福岡県の北九州市出身の25歳です。
突然ですが、皆さんは北九州市と聞いて…どんなイメージが思い浮かびますか?
北九州市以外、もっと言えば福岡以外の地域の人に会って自己紹介をすると、確実に「なんか怖い」っていうリアクションをされます。
確かに、北九州市の人はちょっと地元愛が強すぎるところがありますし、北九州市のとんでもなニュースがメディアなどで流れることも多いので、そういうイメージがついてしまうのも仕方ない部分もあると思います。
ですが、当たり前ながら、北九州市にもたくさんいいところがありますし、基本は全然街も怖くありません!!
あと、北九州に良いイメージがあまり浸透していないのは、福岡市内がやはり観光地や繁華街としてはダントツで人気が高いのもあるのかなと。
福岡県内の福岡市以外の地域は、みんな「うちにもいいところいっぱいあるのになあ…」って思ってます。
是ぜひ福岡以外の人には、福岡市以外の福岡県の魅力にも目を向けて、それを知ってほしいですし、観光にも来てほしい!って思います。
…ただ、北九州の観光地って何があるのか!って聞かれても、皆さん応えられないでしょ?(笑)
でも、北九州は繁華街も結構栄えてるし、お城をはじめとする歴史遺産もあるし、しかも、意外と自然の観光地もある、盛沢山なスポットなんです!。
子どもも大人も楽しめるスポットがたくさんあるので、1人旅でも、家族とでも、カップルでも、どんな人と一緒でも楽しめるスポットが必ずや見つかるはず!!
今回はその中から、私のおすすめスポットをいくつか紹介したいと思います。
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まずは、街歩き好き、歴史好きな人にお勧めしたいスポット…
「門司港レトロ」です。
JR門司港駅周辺地域のエリアが、その名の通りレトロな街並みに整備されているんです!
もともと門司港は北九州の中でも貿易港として知られる地域で、かつては外国貿易でも栄えた港のその時代のレトロな建物が地域にいくつも残っていたこともあり、地域全体をレトロな雰囲気に整備しようということになりました。
そして7年の歳月をかけて、1995年にグランドオープンしたのがこの「門司港レトロ」ゾーンというわけです。
お役所や商業施設、ホテルなど、街のあらゆる施設がレトロな建物になっていて、まるでテーマパークに来ているかのような街歩きが楽しめますし、レトロな街並みが好きな人は楽しめること間違いなし。
門司港レトロ【HP】
住所:福岡県北九州市門司区9
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お次は、自然好きの人のためのおすすめスポット…
「平尾台」です。
平尾台
福岡県北九州市小倉南区に位置する自然豊かな場所で、日本有数のカルスト地形が広がる景勝地として知られています。
カルスト地形とは、石灰岩が長い時間をかけて雨水などによって浸食されてできた独特の地形で、平尾台ではその美しい景観を楽しむことができます。
※平尾台の特徴的な風景は、緑の草原の中に白い石灰岩が点在する様子で、「九州の屋根」とも呼ばれています。
春には新緑、夏には青々とした草原、秋には紅葉、冬には雪景色が広がり、一年を通じて多くの観光客が訪れるスポットです。
また、平尾台には多くの洞窟が存在しており、その中でも「千仏鍾乳洞」が特に有名です。
千仏鍾乳洞は、全長約900メートルにわたる鍾乳洞で、洞内を探検しながら美しい鍾乳石や石柱を観察することができます。
※洞窟内には照明が設置されており、見学しやすくなっていますが、水の流れや足元には注意が必要です。
さらに、平尾台はハイキングやトレッキングにも適した場所で、多くの登山道が整備されています。初心者から上級者まで楽しめるコースがあり、美しい自然の中を歩きながらリフレッシュできます。
北九州市から周辺の地域に広がる台地で、日本3大カルストとさえ言われる地域です。
カルストというのは、石灰岩などの水にとけやすい岩石でできた大地が、雨水や地下水などで侵食されてできた地形で、鍾乳洞などもその仲間として分類されます。
そのため、カルスト台地には緑の広がる地面に、不規則にたくさんの溶け残った岩が残っていて、かなり幻想的、見方によっては不気味ともとれるような雰囲気の光景が広がるんです。
注:イメージ画像(出典 Instagram)
「平尾台自然観察センター」という施設もあったりと、初心者でも楽しめます。
カルスト自体、日本では見られる場所も限られていますから、自然や風景が好きな人なら楽しめるスポットになっていると思います。
平尾台【HP】
住所:福岡県北九州市小倉南区平尾台
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そして、アート好きには是非お勧めしたい、私もお気に入りの…
「北九州市立美術館」です。
北九州市立美術館
北九州市立美術館は、福岡県北九州市にある市立の美術館で、1974年に開館。
この美術館は、日本国内外の美術作品を幅広く収蔵・展示しており、文化的な交流の場として親しまれています。美術館は本館と分館(アネックス)があり、それぞれ異なる展示やイベントを楽しむことができます。
本館は建築家・磯崎新によって設計され、モダンで機能的な建物が特徴です。
自然豊かな環境に位置しており、美術鑑賞と共に美しい景観も楽しめるようになっています。本館のコレクションは国内外の近現代美術を中心に約6,000点に及び、日本画、洋画、彫刻、版画、工芸、写真など、多岐にわたるジャンルの作品が収蔵されています。
※特に、フランス印象派の作品や、日本の近代絵画の名作が充実しており、美術ファンにとっては見逃せない場所です。
常設展では、この豊富なコレクションの中から厳選された作品が展示されており、四季折々に展示替えが行われます。また、企画展では、国内外の著名な美術展やテーマに沿った特別展が開催され、多様な視点から美術を楽しむことができます。
分館(アネックス)は北九州市中心部に位置し、アクセスが良く、気軽に訪れることができます。
本館と同様に常設展と企画展が行われており、特に現代美術や地元作家の作品展示に力を入れています。分館では親しみやすい展示やワークショップも多く開催され、地域の文化活動の中心的な役割を果たしています。
※また、北九州市立美術館では、美術教育や普及活動にも力を入れおり、子ども向けのワークショップや美術講座、ギャラリートークなど、多様なプログラムが提供。地域の人々が美術に親しみ、創造的な活動を楽しむ機会を提供しています。
建築家、磯崎新さんの設計したこの美術館は、ロボット大戦アニメに出てきそうなごっつい外観。今でこそ美術館の建築はアーティスティックなものが増えていますが、この美術館は1974年に作られたもので、今でも北九州だけでなく日本を代表する美術館の1つとして知られています。
近現代美術と浮世絵といった両極端なものを多く所蔵しているのも魅力ですし、建築と合わせて様々な楽しみ方ができます。
実は映画ロケなんかにも使われているので、聖地巡礼に訪れる人なんかもいます。
北九州市立美術館【HP】
参考:福岡県北九州市戸畑区西鞘ケ谷町21-21-1
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そして家族連れにオススメなのが…
「スペースワールド」という遊園地!!
スペースワールド
スペースワールドは、福岡県北九州市八幡東区にかつて存在した宇宙をテーマにしたテーマパークです。
1990年に開業し、2017年12月31日に閉園するまでの約27年間、数多くの来場者に楽しまれてきました。(現在はすでに閉館しています)
このテーマパークは、そのユニークな宇宙テーマと多彩なアトラクションで知られていました。
このテーマパークの最大の魅力の一つは、宇宙をテーマにした多種多様なアトラクション。
急発進と急停止を繰り返すスリリングジェットコースター「ザターン」や、壮大な高さとスピードで多くの来場者を楽しませた「タイタンV」という人気コースターなどがありました。
さらに、スペースワールドには教育的な要素も多く、宇宙に関する展示やプラネタリウムがあり、子どもから大人まで楽しみながら学べるもので。
中でも「宇宙ステーション・シミュレーター」では、訪問者が宇宙飛行士の訓練を体験でき、実際に宇宙にいるような感覚を体験できる施設などがありました。
…だったのですが、今年の元旦で営業を終了してしまいました。
1990年、私が生まれるよりも前に開園して、北九州はもちろん、全国にファンがいた、北九州を代表する施設の1つだったんですけどね。
注:イメージ画像(出典 Instagram)
私も高校生くらいまではよく行っていただけに、残念ですが、まだしばらく、特徴的なアトラクションの数々は外から見ることができると思います。
北九州に訪れた際、なんか大きなスペースシャトルの模型と観覧車があるな~、と思ったら、それが旧スペースワールドです。(笑)
スペースワールド
住所:福岡県北九州市八幡東区東田4丁目1
どうでしょうか?北九州市の多彩な魅力、伝わりましたか?(遊園地はすでに閉園してしますが…。)
北九州と聞いてどこかパッと思い浮かばない人も多いと思うんですが、山口県と目と鼻の先ということもあって、本州からも訪れやすいですし、中国地方に観光に行くついでにも訪れやすいと思います。
是非、皆さん北九州に遊びに来てくださいね!
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門司港レトロ
門司港レトロは、歴史的な建造物と近代的な施設が見事に融合した観光地。
明治から昭和初期にかけての建物が多く残されており、訪れる人々はレトロな雰囲気を存分に楽しむことができます。
1921年に建てられた洋館「旧門司三井倶楽部」や1912年に完成した赤レンガの建物「旧門司税関」は資料館として公開され、訪問者は当時の雰囲気を感じることができます。
また、1914年に建てられた木造の「門司港駅」は、国の重要文化財に指定されており、2019年に大規模な修復工事が完了して当時の姿が再現されています。
その他、門司港から出発するクルーズでは、関門海峡を巡る船旅が提供されており、特に夜景クルーズは美しい夜景を船上から堪能できるため人気です。
※また、この地域では焼きカレーが名物料理として有名で、多くのレストランで提供されています。新鮮な海の幸を楽しめるレストランも数多くあり、グルメも楽しみの一つです。