今年は明治維新150年。ということで、盛り上がっているような…盛り上がっていないような！？絶妙な空気感ですよね。
なんか、全国各地、そして国としても、維新150年！って言いながらも、なんか大盛り上がりできるイベントがあまりないような気がします…。
僕が知らないだけかもしれませんが…。
まあ、こうした機会にイベントが開催されたり、機運が少しでも盛り上がってくるのは、歴史好きとしては嬉しいものです。
まあ、僕は歴史好きといっても、細かい知識が色々あるわけではなくて…。正直、「社会」全般苦手でしたし。
ただ、歴史のある建造物だったり、遺品だったりを見るのがすごく好きで、ロマンを感じるんですよね。
だから、結構旅行で風情のある町並みだったり、神社やお寺を巡ったりするのが結構好きでして、京都や奈良、金沢なんかには何度か足を運んでいます。
僕は兵庫県に昔から住んでいるので、こうした観光スポットが気軽に行けるのは関西に住んでて良かった点ですよね。
社会人になってからは、学生の頃のように気軽に何度も遊びに行くこともできなくなりましたが…。
先日も、久しぶりに旅行に出かけたいな～と思いまして、1泊2日で、どこに行こうかな～と考えていたんですが…
そういえば倉敷に行ったことがなかったなと思い、行ってきました！
倉敷市は皆さんご存知、岡山県を代表する観光地の1つ。
中国地方でも3番目の人口を誇る、随一の町です。
最近では児島地区のデニムなどが人気復活を果たして注目を集めたりもしていますし、工業も非常に盛んな地域でもあります。
…そして、観光という点からいうと、なんといっても倉敷といえば、倉敷美観地区ではないでしょうか！
美観地区は町並保存地区として50年ほど前から保存が始められ、今でもかつての建物などが当時の姿のままで保存されている地域。歴史あふれる街並みは、倉敷市街からも多くの観光客が訪れ、海外からのお客さんも多いそうです。
「歴史を残す街並みといっても、京都や奈良も近くにあるのにわざわざ倉敷まで行くんだ？」と思う人もいると思うんですが、やっぱりそれぞれに特徴があるんです。
京都や奈良も歴史を感じる街並みですが、やはり、街ごとに全然その雰囲気や、建物や街の感じも違うんですよね。
これは実際に行ってみて体感してほしいところなんですけど。
まあ、岡山は関西からもそんなに遠くないですしね。
もともと江戸幕府の直轄地「天領」だったということで、江戸の風情が息づいていて、また、物資の集積地として栄えたこともあって、朝廷のおひざ元として栄えた京都などとは背景の違いもありますから、それが街並みの違いにつながっているんじゃないかと思います。
タイムスリップしたかのような街並みが素敵で、中心を流れる川も素敵です。
倉敷の美観地区は範囲としてはそこまで広いわけでもないので、手軽に散策が可能ですが、見るべきスポットはたくさんありますし、逆にそうしたスポットが密集しているので散策していても非常に楽しいです。
まず訪れたのは、やはり美観地区でも特に有名な、「旧大原家住宅」。
倉敷紡績（クラボウ）の設立にも加わった、倉敷随一の名家・実業家の大原家の邸宅です。母屋は江戸時代後期の建築とされていて、国の重要文化財にもなっている有名スポットですね。
美観地区の重要スポットであり、日本を代表する私立美術館の1つとして知られる「大原美術館」も、この大原家により設立されたものです。
邸宅はもちろんのこと、その路地裏なども非常に風情があって、歩くだけでも気分が高揚するのがわかります。
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また、大原家の別邸であった…
「有隣荘」も、重要かつ雰囲気あるスポット。
長年非公開とされてきましたが、20年ほど前から、年に2回、大原美術館によって特別公開が行われます。僕が行った時には公開はされていなかったので、前を通るだけでしたが…
春の公開がもうすぐ始まるので、皆さんこれから行く際には是非訪れてみてください。
有隣荘【HP】
住所：岡山県倉敷市中央1丁目3-18
風情ある街並みにふさわしく、歴史や郷土に関する施設も充実していて…
・日本郷土玩具館
・倉敷民芸館
・倉敷物語館
・倉敷考古館
といった博物館も充実していて、僕のように歴史に興味がある人でも、そうでない人も楽しめますし、子供を連れて行っても興味をひくものがあるんじゃないかと感じましたね。
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また、僕は時間の関係などもあって訪れなかったんですが…
注：イメージ画像（出典 Instagram）
「星野仙一記念館」も10年前にオープンしていますから、野球好きの人などは訪れてみてほしいです。
星野監督といえば関西人としては、阪神を率いた名監督ですし、一度言っておきたい気持ちもあったんですけどね。
まあ、僕はそんなに野球に興味はないのであれなんですが…。
星野仙一記念館
住所：岡山県倉敷市中央1丁目10-11
皆さんも、歴史や風情を感じる街並みを見に行きたいときは、倉敷も一度検討してみてはどうでしょう？
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倉敷美観地区
江戸時代後期から明治時代にかけて、商業と物流の中心地として栄えました。
特に、倉敷川沿いに建つ白壁の倉庫や伝統的な町家が今もその当時の面影を色濃く残しています。これらの建物は、主に米や綿などの商品を保管するために使用されていたことが知られています。
倉敷美観地区の最大の特徴は、その美しい景観。
白壁の倉庫群や茅葺屋根の家々、石畳の通り、そしてゆったりと流れる倉敷川は、訪れる人々に時代を越えた旅を提供します。
※春には川沿いの桜が満開になり、その美しさは訪れる人々を魅了します。
また、この地区はアートや文化の中心地としても知られ、原美術館をはじめとする数々の美術館やギャラリーがあり、日本画や西洋美術、近代美術など、様々なジャンルの芸術作品を鑑賞することができます。
※これらの美術館は、地区の歴史的な建物を利用していることもあり、その建築自体も鑑賞の価値があります。