私はクラシック音楽が大好きで、コンサートへもよく足を運んでいます。
特に、佐渡裕さんの指揮には魅了されています。
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そんな佐渡さんは、私と同じ京都出身と知って驚きました。
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佐渡裕さんは京都府出身、1961年5月13日生まれの57歳。現在はシエナ・ウインド・オーケストラ及びウィーン・トーンキュンストラー管弦楽団首席指揮者を務めています。
そんな佐渡さんは、京都市立堀川高等学校音楽科を卒業されています。
この頃から既に、音楽の道を志していらっしゃったんですね。高校卒業後は、京都市立芸術大学音楽学部フルート科卒業されています。
京都市立芸術大学在学中にはフルートだけでなく、指揮としての活動も開始されています。
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1980年頃になると、京都光華中学校・高等学校のブラスバンドをはじめアマチュアオーケストラや関西二期会副指揮者などを経て、タングルウッド音楽祭オーディションへの参加許可を取得。
1986年には龍谷大学学友会学術文化局吹奏楽部を指揮し、全日本吹奏楽コンクールに出場し銀賞受賞。タングルウッド音楽祭では、小澤征爾氏、レナード・バーンスタイン氏を師事しています。
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その後、小澤氏とバーンスタイン氏の協力を得てウィーンに渡り、バーンスタインのアシスタントを務め、1989年にブザンソン国際指揮者コンクールで優勝し指揮者としてプロデビューします。
京都での長い下積み時代が、世界に通用するための布石だったということがわかりますね。
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こうして、数多くのオーケストラや吹奏楽団の指揮を務めました。
現在は若手音楽家の育成などにも力を入れられているようですね。
また、バーンスタインの流れを汲む「ヤング・ピープルズ・コンサート」の開催や、毎年12月に開催される「サントリー1万人の第九」の総監督・指揮、さらに2008年4月6日からテレビ朝日の『題名のない音楽会』第5代目司会者を務めるなど…
多方面で活躍の場を広げています。
その他にも、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団に招かれ、日本時間の2011年5月21〜23日の3日間開催された定期公演で指揮を取ったり、2015年9月からウィーン・トーンキュンストラー管弦楽団の首席指揮者(音楽監督)に就任されています。
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バーンスタイン氏が亡くなったこの頃、「バーンスタインの意志を継ぐ最後の弟子」として佐渡さんは話題となっていました。
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そして、2018年はバーンスタイン生誕100周年記念として「佐渡裕指揮 ウエスト・サイド物語 シネマティックフルオーケストラコンサート」が開催されます。
8月4日、5日に開催されるので、私も絶対に観に行きたいと思っています。
佐渡裕氏インタビュー掲載!https://t.co/l6nj3JjlCD
特別な想いで立つステージです。音楽、振り付け、役者、なにもかもが格好良く、今見ても色褪せない魅力がある作品。クラシックに詳しい人もそうでない人も自然と惹きつけられる、バーンスタインの音楽が持つカリスマ性を、存分に感じてください! pic.twitter.com/ivnAmAw6wZ— 佐渡裕指揮「ウエスト・サイド物語」2018【公式】 (@yutakasadowss) 2018年6月20日
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このウエスト・サイド物語は、全編映像に合わせてフルオーケストラでの生演奏が行われるんですよ。
想像するだけで、ドキドキしますよね。全ての演奏者と映画の登場人物が一体化する、渾身の公演を観ることができますよ。舞台上の大スクリーンでは映画全編が上映されます。
その映像に合わせてフルオーケストラが生演奏を合わせるシンクロライブなんて、滅多に観ることができません。
HAPPY BIRTHDAY YUTAKA SADO #佐渡裕 https://t.co/jEGl4JP7M0 「ウエストサイド物語」の生まれた年(1961年)に誕生しただなんて運命だと思います。https://t.co/KHgWySTxGQ pic.twitter.com/CxueOKZ6pz
— 佐渡裕指揮「ウエスト・サイド物語」2018【公式】 (@yutakasadowss) 2018年5月14日
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映画上のオーケストラ音は全て削除され、効果音とセリフ、歌声だけが残された映像が流れるというから驚きですよ。
ミュージカルが製作された当時、バーンスタイン氏は音楽を担当していたんですよね。
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ウエスト・サイド物語(ウエスト・サイドストーリー)と言えば、冒頭のフィンガースナップ、トニーやマリアの歌、ジェット団シャーク団の体育館ダンスなどのシーンが有名ですよね。
このシーンに合わせて、指揮者はイヤホンのクリック音だけを頼りに100名のオーケストラをまとめあげなければなりません。これは本当に大変な挑戦だと思います。
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それを生で体感することができるなんて、観る前から興奮してしまいます…笑。
佐渡さんがバーンスタイン氏に初めて会ったのは26歳の頃です。その後3年間ほど師事し、指揮者としての全てを吸収されました。
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今年開催される「バーンスタイン生誕100周年」には佐渡さんの中で「恩返しをする」という強い想いが込められています。
バーンスタインの作品の素晴らしさや音楽の面白さ・美しさを生涯伝えていきたいという気持ちで公演されるそうです。とても難しい技術を求められ、一時も気を緩めることのできない公演へ、57歳となった今でもチャレンジされる佐渡さんを絶対に見ておきたいですよね。
…これは歴史的瞬間とも言えます。
バーンスタイン生誕100周年記念・佐渡裕指揮「ウエスト・サイド物語」シネマティック・フルオーケストラ・コンサートは8/4・8/5に東京国際フォーラム・ホールで開催されます。
チケット料金はS席 11,500円 A席9,500円 B席7,500円 M席11,000円となっています。歴史的瞬間を体感したいという方はコンサートへ足を運んでみてください。
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京都出身の佐渡裕さん。地元・京都で過ごされた時の音楽活動が世界に認められていたのだと知ると感動しますね。夏のコンサートがとても楽しみです。
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佐渡裕
1961年5月13日に京都市で生まれ、京都市立芸術大学を卒業。1987年にアメリカのタングルウッド音楽祭に参加し、その後、故レナード・バーンスタインと小澤征爾に師事しました。
1989年には、新進指揮者の登竜門として権威あるブザンソン国際指揮者コンクールで優勝し、国際的な注目を集め、1995年には第1回レナード・バーンスタイン・エルサレム国際指揮者コンクールでも優勝しました。
※両親も音楽に深く関わっており、その影響を受けて彼自身も音楽の道を進むことになりましたが、地域に根ざした活動を始め、音楽の力で地域を盛り上げる佐渡氏のスタンスは広く愛されています。
また、佐渡氏は”バーンスタインの最後の愛弟子”として知られ、バーンスタインとのエピソードも多く語られています。