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長崎は軍艦島だけじゃない!じわじわ人気が出ている池島も最高

みなさんこんにちは。私は、岡山県在住のOLです。

廃墟(神子畑選鉱場跡)

いきなりですが、私の趣味は”廃墟巡り”です。

こう言うと…えっ、廃墟?!とびっくりしてしまう人もいると思うんですが、廃墟巡りって、近年では結構愛好する人も多いレジャーの一つなんですよ。

(長崎のユニークなスポットに関しては、また後ほど。)

廃墟(限界集落)

廃墟といわれるとなんだか恐ろしい感じがするというか、お化けが出てきそうな場所のイメージを持つ人もいると思います。

…というかほとんどそうですよね。

ただ、廃墟にもいろいろあって、そうした恐ろしい逸話のある廃墟に行くのを趣味にしている人もいれば、もう少し健全に(?)廃墟を楽しんでいる人もいます。

廃墟したビル内部

というのも、”廃墟”って、ただ単に今は人がいなくなって廃れてしまったというだけのものも指すワケで…

恐ろしい逸話が残っている場所だけではないです。

場所によっては、かつて人が住んでいた場所が自然と一体になって神々しい雰囲気を出している、なんてスポットもあるんです。

廃墟となったホテル

夜に行くとちょっと怖い雰囲気がある場所も、昼間に行けば全然そんなこともなかったりしますしね。

このように、私は怖いスポットといわれている廃墟にはいきませんし、私のような廃墟の楽しみ方をしている人もたくさんいるんです。

・・・

そうした、私のようなタイプの人間に人気の廃墟の中でも、特に一般に知名度が高いものといえば…

軍艦島(長崎)

軍艦島です。

今や世界遺産となり、世界中から多くの人が訪れる人気スポットですが、この軍艦島も、かつては人が住んでいた無人島で、廃墟島として人気があります。

参考:今や大人気観光地!長崎を代表する『軍艦島』に上陸

・・・

しかし、同じ廃墟島なら私がオススメしたいのが…

池島(長崎)

同じ長崎県にある「池島」です。

軍艦島に比べると知名度は低いですが、とても素敵な廃墟島で、軍艦島に比べると人もかなり少ないので、観光にももってこいです。

廃墟となった池島

そもそも廃墟島って何だ?

…という人もいると思いますが、かつては人がたくさん住み栄えていた島の事です。

廃墟となった高層マンション(池島)

様々な理由から人がいなくなり、建物など、その生活の跡などだけが残っている状態になってしまったんですね。

なので、もう無人島になっている事が多いですね。

廃火力発電所(池島)

日本にはこうした廃墟島がたくさんあって、人気の観光地になってることも多いんです。

・・・

そして、その代表格が長崎の軍艦島で、今や世界中から観光客が訪れている、長崎を代表する観光地となっています。

長崎・軍艦島の夕暮れ

ちなみに誤解している人もいるかもしれませんが、軍艦島は見た目が軍艦みたいだからそう呼ばれているだけで…正式名称は「端島」。

人がたくさんいた理由も炭鉱業が盛んだったからで、軍艦は全然関係ありません。

軍艦島の廃施設

私も一度訪れたことがありますが、自然と廃墟の融合がすごくすてきで、たまらないスポットでした。

…が、一方でちょっと”観光客が多すぎるな”という気も。

まあ、私もその観光客の一人だったんですが。(笑)

・・・

そんな中で、最近観光客が増加している島として、新たに注目されているのが…

港と池島炭鉱跡

同じ長崎にある「池島」なんです。

軍艦島より少し北側にある島で、住所としては長崎市に属します。

2001年に炭鉱が閉鎖した池島

軍艦島と同じく炭鉱業で栄えましたが、2001年に炭鉱が閉鎖。

最盛期には7,700人だった人口も、現在では150人程度にまで減少してしまいました。

池島にあるマンション

今でも生活している人がいるので完全な無人島ではないのですが…

多くの人が住んでいたころのマンションなどの建築が多く残されているため、半分廃墟のようになった地域もあるんですね。

池島の港

ということで、私も先日その池島に上陸してきました。

長崎の海岸からは距離的にそこまで遠くないので、フェリーに乗ってそんなに時間がかからずに到着します。

長崎・池島行きのフェリー

池島へは長崎港・佐世保港・大瀬戸港と3つの港からフェリーが出ているので…

長崎に観光で訪れる人はコースに合わせてどこから訪れるか選べばいいと思います!

・・・

到着した港の周辺は…やはり住んでいる人がいるので、廃墟というわけではなく、離島らしいというか、イメージ通りの景色というか。

池島の小中学校

素敵な島の空気が流れています。

そこからかつての炭鉱やその奥へ進んでいくと廃墟が現れてきます。

池島の炭鉱へと続く道

炭鉱では今はだれも使っていない採掘用の機械、採掘したものを運び出す機械が放置されていたり、炭鉱へ続くレールがあったり…

私のような人間にはたまらない風景が目白押し。

廃墟となった炭鉱跡

さらに奥には、明らかに廃墟となっている建物が。

草木はボーボーに生えていて、公園の遊具などもサビ付き、まさに廃墟なんです。

池島簡易郵便局(長崎)

だけど、そんな場所でも数世帯住んでいそうな雰囲気の場所もあって、かなり不思議な感じもします。

人が生活している地域もレトロな雰囲気が漂っているといいますか、普段私たちの生活しているのとは雰囲気が違って…

かなり引き込まれると思います。

池島の廃アパート

廃墟というとちょっとイメージがあれかもしれませんが、レトロという点で素敵な観光地です。

長崎旅行の際は皆さん、ぜひ池島に訪れてみてくださいね!

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