私は駄菓子が大好きです。
30歳を迎える今となっては、お気に入りの駄菓子をいつも箱で大人買いしています。
中でも一番のお気に入りが「クッピーラムネ」なんです。
子供の頃、誰もが一度は食べたことのある駄菓子、クッピーラムネが”名古屋発祥”だということをご存知ですか。
実は、名古屋は駄菓子メーカーが多いんです。「名古屋は駄菓子の聖地」とも言われているんですよ。
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とりわけ名古屋駅に近い西区や中村区などには工場が集中し、その関係からか西区明道町には菓子問屋が集中しています。
中でも全国レベルの知名度で頑張っている菓子メーカー…
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それが「カクダイ製菓」です。
クッピーラムネを作っているカクダイ製菓の創業は、大正8年(1919)にさかのぼります。ちなみに、関東大震災の起こる4年前。
…創業当初は今とは違い、和菓子を作っていたそうです。当時、どんな和菓子を作っていたのでしょうね?
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クッピーラムネができたのは昭和38年(1963)
高度成長の真っ只中。当時はまだ名前もなく「固形ラムネ」「ビンズラムネ」というネーミングで販売されていました。
その配送用の箱に、カクダイ製菓の目印として熱帯魚エンゼルフィッシュのシールを貼っていたところ、そこから「グッピーのラムネ」と呼ばれるようになっていったそうです。
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(ちなみに、エンゼルフィッシュとグッピーを混同していたためこうなったようです。)
この由来には驚きですね。さらにそこから「グ」の濁点を取って「クッピーラムネ」という名前になったというのも、微笑ましく心が和みます。
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ちなみに、包装紙に描かれているウサギとリスは、当時人気のあったマンガ家さんの筆によるものです。
時代によって若干の変化はありますが、キャラクターのベースは変わっていません。変わりゆくものが多い中、昔ながらのパッケージを守っているのはファンとして嬉しいポイントです。
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ラムネの材料は砂糖とコーンスターチ、ばれいしょでん粉など。これらをミキサーで混ぜ合わせて型抜きして作っているそうです。小さな町工場だけあって行程は至ってシンプルなんですね。
また、意外と知られていないですが、ラムネのサイズは様々。
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一番ポピュラーなのが、最小の5グラムサイズです。そして最大サイズなのが「ジャンボクッピー」と呼ばれる65グラムサイズです。
測ってみると5グラムサイズは直径約1センチ、厚さ約6ミリであるのに対して、ジャンボクッピーの直径は10円玉とほぼ同じ7ミリの厚さがあるんです。口の中いっぱいにクッピーラムネを感じることができるサイズなんですね。
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色はホワイトを中心に薄いピンクや黄色、オレンジなどが混じっていてとても華やかです。
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超ロングセラーのクッピーラムネですが、その人気の秘密はキュートなキャラクターにあるんです。ゆるい雰囲気のキャラクターはとても愛らしく、今の時代には逆に新鮮に感じます。
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ちなみに、このクッピーラムネには名古屋限定バージョンがあるんですよ。
名古屋へ遊びに行くことがあれば絶対に購入したいですよね。人気の秘密はそれだけではありません。やっぱり「味」がポイントです。食べた時の口どけがよく、舌の上でスーッと溶けていくラムネは他にありません。
味わいも爽やかで甘酸っぱくて、一度食べたらいくつでも食べたくなってしまう癖になる味わいです。
実際に私もクッピーラムネが大好きで、子供の頃から今に至るまでずっと食べ続けています。
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3時のおやつにいただくのはもちろんですが、仕事の休憩の合間に食べると疲れが取れて集中力が高まるんですよ。
仕事中にリフレッシュしたいという方はクッピーラムネを食べてみてくださいね。
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クッピーラムネには、ラムネ以外にも様々な関連商品が発売されていました。
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クッピーヨーグルトラムネ、クッピーラムネアイスバー、クッピーのミルクプリン、クッピーわらび餅などその種類は様々です。
山崎パンとコラボしたシュガーデニッシュ クッピーラムネ風味という商品は、かなり気になりますね。
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その他にも、パインアメとコラボしたパインラムネやパインアメのヤングドーナツなどがあります。
季節によっても様々なクッピーラムネが販売されています。ひなまつりやこどもの日、ハロウィンやクリスマスなど季節のイベントによってパッケージが変化しています。
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ちなみにキャラクターの名前は、うさぎが「クッピー」で、リスが「ラム」。
とっても親しみやすく可愛らしいキャラクターで、見ているだけで癒されちゃいます。実はこのクッピーとラムのグッズも数多く存在しているんですよ。
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スマホケースやハンカチ、クッションやポーチなどがあり私もグッズを見つけるたびに購入しています。Tシャツやコップなどは可愛らしくて…ずっと愛用しちゃってます。
親しみのある駄菓子「クッピーラムネ」が名古屋発祥だとは知らなかった人も多いのでは?
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あまりにも大好きなお菓子なので、一度名古屋の工場へ遊びに行きたくなってしまいました。笑。気になる方は、名古屋を訪れてみてくださいね。
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参考:クッピーラムネのカクダイ製菓