中目黒で働く美容師が、校舎を活用した『めぐろ歴史資料館』にドキドキしながら行ってみた

みなさんこんにちは。私は、東京都目黒区の東急目黒線沿線に住む20代の女性美容師です。

美容の専門学校を出て、3年ほど前に上京し…それ以来東京で頑張っています。

現在職場は中目黒で、店舗の移動がたまにありますが、基本的には目黒から中目黒の間に店舗があるので、そんなに異動っていう感じがありません。

※私も今のところは一度だけ店舗の異動がありましたが、すぐ近くの店舗でしたし。

そんなわけで、普段の生活も、職場も中目黒〜目黒の範囲になることが多いんですよね。

私は自転車で通勤しているので、時間がある時にはお店の周りだったりとか、家の周りだったりとか、色々な場所を散策するのが趣味。

探検する度に、新しい発見があるのをすごく楽しんでいます。

※東京って本当に歴史もあり、最先端で、おもしろい場所がたくさんある街ですよねえ。

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先日いつものように中目黒周辺を探索していたら、”不思議な小学校”に出会いました。

※外観は明らかに小学校で、グラウンドがあって、校舎があるんですが、グラウンドで体育の授業をしているような生徒もいないし、全体的に雰囲気が暗い。

廃校か何かかな？とも思ったんですが、どうも稼働はしているっぽい…、という感じで。

気になってもうちょっと近づいて、正門のほうに行ってみると、「めぐろ歴史資料館」という名前が書いてあったんです。

ん？どういうことだ？と思ったんですが…

この歴史資料館、廃校となった小学校を利用して運営されている地域の博物館だったんですね。

※私も目黒の地域に住んでもうかなり長いですし、中目黒で働いているワケだし、地元として、この地域のことを学ぶ事は必要だよなあ、と。なので、この廃校を使った資料館がどうなっているのかという好奇心が抑えられず、中に入ってみました。

小・中学生のみなさん、夏休みの宿題はもう終わっていますか？目黒区は自由研究にも使えるイベントを日々開催。めぐろ歴史資料館では常設展や特別展で意外な歴史に触れることができます。ぜひお役立てください！
イベントカレンダーhttps://t.co/Clx1afCASg歴史資料館https://t.co/4sfQPVCtQq pic.twitter.com/jOqZcjkKmP

— 目黒区広報課 (@meguro_city) August 19, 2019

注：イメージ画像（出典 Instagram）

さて、この『めぐろ歴史資料館』について。

中目黒駅から山手通り沿いに少し南下した場所を入った場所にある資料館で、外観は先ほども言ったように完全に学校。

あまり人の気配がないのに門が開いていて、知らないで前を通るとちょっとドキっとするかもしれませんね。

※一応、もともと学校名のプレートが入っていたらしき場所に小さな文字で「目黒区目黒学校サポートセンター」「目黒区めぐろ歴史資料館」という文字がありますが、ぱっと見は気付き辛いと思います。

目黒区めぐろ歴史資料館で企画展「目黒の富士塚・富士講資料」を見てきました。

本年は目黒新富士の築造から200年の記念の年。自治体が富士塚や富士講にスポットを当てるのは嬉しいこと。#博物館 #富士塚 #富士講 #富士山 #富士信仰 #山岳修験 pic.twitter.com/54ypWcH0ae

— 匕〒''キ＠イシ夕'' (@hideki27fc5) July 13, 2019

注：イメージ画像（出典 Instagram）

旧目黒区立第二中学校をそのまま利用し、2008年に開館。

前身の郷土資料館は以前からあったようですが、規模を拡大してこちらにリニューアルしたんだとか。

ちなみに、資料館は校舎にあるので、学校に入るだけで、少しワクワクします。（笑）

※ほとんど人がいない学校を歩く機会なんて無かったですし、そもそも中学校の校舎に入ること自体もうないですからね。（選挙の投票とかで行く人はいるかも？）

ただ、やっぱりひっそりしてたので「ほんとにここに資料館があるのか？」「入ってもいいんだろうか？」という気持ちになる人も多いかもしれません。

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中に入ってみると、そこは学校！

目黒二中跡にある #めぐろ歴史資料館を視察。

目黒というと、今は「桜」か「さんま」だけど、昔はなんといっても「たけのこ」だった。
そしてなんと、たけのこの栽培法として「目黒式」という用語が今も使われるそう。「京都式」と並んで日本の二大栽培法なんだとか。

入館無料、3月も開館中です！ pic.twitter.com/P0yQi83LLE

— かいでん和弘 @目黒区議 (@KazuKaiden) March 19, 2020

注：イメージ画像（出典 Instagram）

なんですが…結構、本格的な資料館になっています。

ですが学校の中なので、文化祭の展示のような雰囲気というか、教室をうまく使った展示みたいな…この絶妙なバランス。

個人的には大好きですね。

※人によっては、やはり専用に作られた建物ではないから微妙…と感じる人もいるかもしれないですが。

#めぐろ歴史資料館
東山遺跡ー246ー大橋遺跡

渋谷から国道246で大橋ー池尻ー三軒茶屋と5000年前は川だったんだろうな(^O^)

その両岸‘を5000年前のご先祖様達が力強く生きてたんだろう

資料館には食料の猪や鹿の骨や黒曜石のナイフ鍋や急須の土器

残念なのは国宝級の土偶が出て無いい’ pic.twitter.com/S3V7BxoDcS

— taka (@mitsuyukitaka) May 26, 2020

注：イメージ画像（出典 Instagram）

地元密着の資料館という事で、目黒に関する様々な歴史や考古学的な研究成果が発表されています。

日本の歴史っていうのは学校で習いましたけど、地域に密着すると見えるものってまた全然違うんだよなあ、ということを実感させられました。

※自分の地元の歴史についても興味が出てきましたし、次に帰ったときは地元の博物館や資料館に行ってみるのもいいかなぁと思いました。