日本橋茅場町のサラリーマンの憩いの場「ニューカヤバ」をご存知だろうか?
まぁ簡単に言えば、立ち飲み屋なんだけど。
ニューカヤバ(お店はこの奥です)
これが、そんじょそこらの立ち飲み屋じゃない!汗
日本橋に、これほどまでに美味しくて安いお店があるだろうか?と思うくらい、ハイレベルな立ち飲み屋「ニューカヤバ」なのだが…
この店にはいくつかの”独特ルール”がある。
※今回の記事は、僕が何度か実際に足を運んで、この目で確認したものばかりなので安心して読んでみてほしい。
それを、今回は紹介したい。
一本・150円
・焼き鳥のルール
カウンターで買うのは、”焼いていない焼き鳥”である。種類はつくね・ネギマ・砂ずりの三種。
さて、これを一体どうするのかと言うと…
店の端っこに焼き場がある
自分で焼く!
なんか面倒だなって思うでしょ?でも、これが実に楽しい。この焼き場に常にいるお客さんも多数。
※焼き鳥のDIYは初めてなので、普通にテンションも上がる。
ちゃんと炭火
味付けは2種類(もちろん自分でやる)
・タレ
カップにタレがあるので、焼き鳥を焼いた後に一度だけ、さっと通して出来上がり。
・塩
先に塩を振ってから、焼き場に串を乗せましょう。先人たちがそうやっていたので、自分もそうやっている。
ちなみに、お客さんが多い時は”一人・4本まで”という目安もあったりする。
さて、これだけでもなかなかのアトラクション具合(風変わりとも言う)なのだが、この他にもいろいろなルールがある。
〜お酒編
酒の自販機
瓶ビールや生中以外は、もちろん自分で作ります。
※生中もアサヒなら自動販売機で売っているので、自分でセットしてお金を入れて注いでOK
店内にはこうした自販機があり、100円玉を握りしめた大人たちが常に群がっている。これも焼き鳥同様、面倒というよりもワクワク感がハンパなく、オーダーから提供までの時間も短縮できるので非常に効率的。
※立ち飲みスタイルだからこそ、為せる技と言えるでしょう。
一回・100円
・レモンチューハイの場合
1.カウンターで「レモンソーダ(いわゆるソト・200円・カウンター左手の棚にあるので自分で持っていく)」を購入。そして先ほどの自販機へ。
2.自販機近くに置いてあるジョッキに、先ほどのレモンソーダを1/3くらい入れて(量はお好みで)台にセット。
3.100円を投入してキンミヤ(いわゆるナカ)を注ぐ。
4.カウンターにある氷をジョッキに入れて完成。
…こんな感じである。
ジョッキに先に氷を入れておいてもいいし、順番は特にどうでもいい。要はカウンターでソーダを買って、あとは自分でやるというスタイルである。
・ウイスキー(水割り/ハイボール)の場合
水割りの場合は、カウンターにある水をジョッキに入れる。ハイボールの場合は、ソーダ水(ハイサワー・200円)を買う。
※レモンチューハイを作る時と、ほぼ同じ手順なので説明は簡略化。
一回・200円
そして自販機に行って、量に応じて注ぐだけ!
ちなみにウイスキーはトリス。他にもジャックダニエルの自販機もあったような気がする。これはロックで飲む人が好みそうな感じ。
・・・
とまぁ、こんな感じで焼き鳥とお酒の作り方さえ分かれば、あとは自由に楽しむだけ。
(全てキャッシュオンです。)
・日本酒(お湯割り)の場合
日本酒の自動販売機の右手に、お湯の入ったポットが完備されています。
日本酒の自動販売機
お金を入れて日本酒を注いだら、あとはお好みでお湯をポットから注ぎましょう。
とことんセルフにこだわってOKです。
カウンターに並ぶ一品料理
や〜、それにしても一品料理がどれも最高!
ハズレなしと言って過言ではない。汁物から肉、魚、野菜などちょうど良いサイズの料理が豊富。しかも値段は100〜300円くらいという安さ。
…そして、他の格安居酒屋よりも味が本物である事は間違いない。
シメサバとおでん5種
正直、茅場エリアなら「ニューカヤバ」一択と言えるだろう。
ただし、この店には非情にも、”一番やっかいなルール”が存在する。
みんなで仲良く焼くべし
それが、いわゆる女人禁制!…ではないが、女性の入店にはかなり厳しい。
〜女性客入店の条件(自分調べ)
・男女ペアであればOK
・一グループ(男性の引率が条件)につき、1人まで
※ちなみに、”2対2”の男女ペアは断られていました。
なので、女性が確実に入るなら…”男性に連れられて一人まで”。それ以外は、正直厳しいと思う。
これが、ニューカヤバの女性入店条件(目安かも?)である。
もちろん、店に来れば分かるが、ほとんどの客はサラリーマン。それも30〜50代中心。なので、女性の方もなるべく粛々と楽しんだ方が、常連さんも嬉しいのではないかと思います。
※はっきり言えば、女性の声やノリが不快なお客さんだっているだろう。そして、男だけの方が楽しい時ってあるよね?そんな感じに近い。
以上、現場からでした。
・・・
追記
先日も久しぶりに、ニューカヤバに足を運びました。2020年より、某ウイルスの影響で一時は客足も遠のいていましたが…
相変わらず、焼くの楽しい
無事に完全復活!!
18時過ぎには満席状態。あの頃の賑わいが戻ってきていると感じた、2021年秋。
そして…いつのまにか、こんなアイテムも増えてました。
マイぽん酢
ぽん酢サワー
しかも、みなさん”マイぽん酢”をキープしていらっしゃいました。味ぽんじゃなく、ぽん酢。最近、ミツカンが提案する商品のようです。
※ちなみに、歩いて数分のところにミツカンの会社があります。
焼酎を炭酸で割って、そこにぽん酢を垂らせば『ぽん酢サワー』のできあがり。
気になる方は、一度お試しあれ。
・・・
この他にも…
こちらも一回・200円
ジムビームが、新たに仲間入り。
この他にも、カヤバ焼きが登場したり、店先の飲食スペースも改築されていたりと、今も変わらず進化し続けるニューカヤバ 。
安定のラインナップ
これからも、足を運ばせていただきます。
・・・
追記:2022年5月
2022年5月のニューカヤバ
先日、また久しぶりに訪れました。
2019年からこの記事を書いていると、焼き鳥の値段が変わっていたり、日本酒のラインナップが変わったりと様々な変化があります。
そして、今回は…
2021年から提供されている「ぽん酢サワー」の作り方(オーダーの仕方)についてご紹介したいと思います。
①ソトを買う&ジョッキに氷を入れておく
(ソーダー水・カウンター左手の棚にあります)
②ぽん酢をジョッキに入れてもらう
(ショットだと50円・ボトルキープも可能)
③自販機でキンミヤを注ぐ
(いわゆるナカです。ここはセルフで入れましょう。)
④最後にソーダを入れてかき混ぜれば完成
缶で商品化もされています
という事で、19時くらいには満席になるほどあいかわらずの人気。あの頃の活気は戻ってますね。
ニューカヤバ【HP】
住所:東京都中央区日本橋茅場町2丁目17-11
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