こんにちは、兵庫県神戸市出身、現在は東京で夢を追いながらアルバイトをしたりしています、25歳の男です。
僕は大学時代まではずっと関西にいた、バリバリの関西人なんですが、祖父母はどちらも岡山県の人。
子供のころから長期休暇には岡山に訪れることも多かったので、出身地ではないんですが、岡山にも結構思い入れがありまして、県対抗の大会なんかでは、岡山の代表を応援したりもしています。
そんなこともあって、昔から長期休暇のお土産に岡山のお菓子なんかを買って帰ることも結構あったんですが、そのたびに「こんなお菓子があるんだね~」と、珍しそうな顔をされるんですよね。
自分は昔から馴染みのあるお菓子が結構あるんですが、確かに岡山になじみのない人にはなじみのないであろうお菓子がたくさん。
岡山銘菓とされているものでも案外県外の人には知られていなかったり…。
小さい頃は、岡山銘菓の好物のお菓子が地元に帰ると売ってなくて食べられなかった…なんてことも確かにありました。
でも、岡山の銘菓って本当においしいんですよ。
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ちなみに…
【岡山銘菓・調布】
岡山銘菓で、他ではなかなか味わえない独特な食感を持つのが調布です。
求肥をカステラ生地で包んだ和菓子は、癖になるお味でございます♪名前は昔、税金の代わりに納めていた布、調布に形が似ている事から付けられました。 pic.twitter.com/GPRSHrQKiG
— 岡山の街角から (@okayamania1) 2015年3月1日
注:イメージ画像(出典 Twitter)
「調布」というお菓子なんかは僕は今でも大好きで、岡山に行くたびに自分用にも買って帰りますしね。
和菓子はもちろん、名産であるブドウや桃などの果物を使ったお菓子なども豊富にありますし、バリエーションも豊富ですしね。
でもそんな素敵なお菓子たちが案外知られていないというこの状況、なんだかすごく悔しいというか、残念。
注:イメージ画像(出典 Instagram)
というわけで…
今回は皆さんにそんな岡山の銘菓を知ってもらうべく、紹介したいと思います。
特に今回は、「岡山4大銘菓」ともいわれる、代表的な4つのお菓子について紹介していきますね!
岡山4大銘菓とは、「きびだんご」「大手まんぢゅう」「調布」「つるの玉子」のこと。さらに、つるの玉子を除いた3つは岡山3大銘菓ともいわれます。
きび団子くらいはさすがに知っている人も多いと思いますが、あとは知らないという人も多いのでは?
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ちなみに…
注:イメージ画像(出典 Instagram)
テレビなどで紹介されて有名な「むらすずめ」は入っていないんですね。
むらすずめは「倉敷銘菓」という紹介のほうが多いかもしれません。もちろん、むらすずめもおいしいんですけど!
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では、本題に戻りまして…
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まずは岡山を代表する銘菓「きびだんご」
きびだんごだけは知っているという人も多いですよね。求肥を丸めたお団子で、僕は、これいくらでも食べられちゃいます。(笑)
江戸時代後期に考案され、岡山の様々な会社がきびだんごを製造・販売しているので、食べ比べも面白いです。
京都の八つ橋みたいな存在だと思うとわかりやすい気がします。
注:イメージ画像(出典 Instagram)
ちなみに、きびだんごは吉備の国の「吉備団子」であり、桃太郎の黍を原料とする「黍団子」とは元来別のものだそうです。
桃太郎が岡山発祥という説があることもあり、菓子メーカーが販促に「桃太郎」を活用していったのだそうです。
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そして2つ目にご紹介する…
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「大手まんぢゅう」は、江戸時代末期に考案され、以来ずっと「大手饅頭伊部屋」によって生産され続けている饅頭。
薄い皮の酒まんじゅうで、皮が薄すぎてまだらに中の餡が見えているのが特徴です。当時の岡山藩の藩主も好んで食べていたといいます。
岡山県民には贈答品としても頻繁に利用されていて、県内人気ではきび団子をしのぐとさえ言われます。
注:イメージ画像(出典 Instagram)
大手まんぢゅうの好きなところは、皮が極薄なのに、餡の味がしつこくならないところ。
皮が薄くて餡がたっぷりの饅頭やアンパンは、そのままあんこを食べているような感覚で重たいと感じることが多いのですが、大手まんぢゅうは餡の味の工夫などで、その重さを感じさせない味になっているんです。
参考:大手饅頭伊部屋
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続いて、僕の一番の好物…
岡山駅にて。調布? pic.twitter.com/GA7WyaFrGn
— 嵯峨シモン (@crazy_cmon) 2017年12月30日
注:イメージ画像(出典 Twitter)
「調布」です。
薄いカステラ生地でたっぷりの求肥を包んだ長方形のお菓子です。こちらも江戸時代末期に岡山県内で考案されたお菓子で、考案者はむらすずめの考案者としても知られる「間野与平」で、与平は京都で和菓子屋をしていた厘もしていたため、京都などでも調布を売っているお店はあるようです。
僕のように求肥やお餅が好きな人間は確実に好きになりますから、是非一度食べてみてください。
調布は様々なメーカーから販売されているので、それを食べ比べるのもおいしいですよ。
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最後にご紹介するのが…
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「つるの玉子」です。
岡山四大銘菓の中では、これが一番インパクトがあるかもしれません。…というのも、このお菓子、マシュマロの中に黄身餡が入っているという、ちょっと変わったお菓子なんです。
注:イメージ画像(出典 Instagram)
製造・販売するのは「つるの玉子本舗/下山松壽軒」明治の初めにマシュマロの製法を学んだ職人がマシュマロと伝統的な和菓子を合体させたお菓子作りを模索し、後楽園で弦を見て着想したというこのお菓子は、大ヒットし、今に至ります。
どうでしょうか?岡山に美味しそうな銘菓、たくさんあったでしょ?
岡山に訪れた際にはきび団子以外のお土産にも目を向けてほしいですし、今では通販で購入することもできたりするので、気になる人は是非お取り寄せして食べてみてくださいね。
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参考:むらすゞめと橘香堂の歴史 – 橘香堂(きっこうどう)