僕は大津在住、21歳になる大学生です。実は先月、21年間生きてきて…
初めての彼女ができました。
※彼女も僕と同じ大学へ通っていて、生まれも育ちも大津です。
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ですが彼女も”恋人ができたのは初めて”なので、お互いにどんな風に2人きりで過ごせばいいのか分からず…悩んでいました。
せっかく好きな人と付き合えたのに、毎日LINEで連絡を取り合っているだけ。
そんな状態でした。
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この話を友人にしたら…
「早くデートして来いよっ!もたもたしていると彼女に嫌われるぞ〜。」と言われました。汗
確かに、よく考えてみると僕は退屈な彼氏かもしれません…。普通デートって男から誘うものですよね。
※彼女はおそらく、僕の誘いをずっと待っているのだろうと思いました。
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色々と悩んだ結果、大津で”恋人の聖地・サテライト”と呼ばれている…
『遊覧船ミシガン』でデートをすることにしました。
※実際に、恋人の聖地プロジェクトという団体から、サテライト認定を受けているようです。
思い切ってデートの誘いの電話をかけてみたら、すごく喜んでくれたので勇気を出してみて良かったです。
デート当日、大津の天気は快晴で…まさに“ミシガン日和”でした。
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琵琶湖を代表する遊覧船として、大津ではすっかりおなじみとなったミシガン。
その歴史は、今から35年前の1982年までさかのぼります。
それまで約30年間に渡って運航されてきた、琵琶湖汽船・玻璃丸に代わり、新たなフラグシップとしてミシガンは華々しくデビューしたのです。
そのエレガントな外観は、たちまち大津の人々から人気の的となり「いつかは乗りたいミシガン」という流行語まで生み出したそうですよ。
※ちなみに、ネーミングは滋賀県の姉妹県州である、アメリカのミシガン州に由来しています。
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ミシガンのキュートなポイントは、いくつかありますが…
その一つが、船体後部に取り付けられたパドルによって航行する”外輪船”であるということ。
これはかつてアメリカのミシシッピ川で運航されていた、外輪船をモチーフとして建造されたからと言われています。
※国内でミシガンと同じ推進システムで航行する外輪船は、東京ディズニーランドの蒸気船「マークトウェイン号」だけなんです。どちらも貴重な存在ですね。
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ミシガンのクルーズには3つのコースがあります。
いずれも大津港を起点に発着するもので…
・日中の琵琶湖の広大な景色と食事・陽気なクルーズイベントを楽しむ80分コース
・日中の琵琶湖の風景を気軽に楽しむ60分コース
・琵琶湖の夕日と夜景と食事・クルーズイベントを楽しむミシガンナイト
僕たちは初めてのデートということもあり、運航本数の多いミシガン80分コースを選びました。
注:イメージ画像(出典 Instagram)
乗船料のみで、最も一般的な80分間のクルーズでは、1階から4階までのデッキスペースと、3階の約80席のクルーズデッキを自由に利用できます。
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その他、クルーズデッキには「ミシガンバー」があり、フライドポテトやドリンクを気軽にテイクアウトできますよ。
※またクルーズデッキにはステージが設置されていてパーサーの方によるクルーズイベントが開催されるのも楽しみのひとつです。
ミシガン船内3階、”ミシガンバー”のおすすめ商品!
★☆《近江牛バーガー》☆★
出来たてボリューム満点の近江牛バーガー😋🍴
オーダーを受けてから1つ1つ手作りされています☺️❤️
ドリンク付きで、なんと1,500円‼️お肉の風味が口の中いっぱいに広がります・・・😍💭 pic.twitter.com/hgI52WtcBy
— 琵琶湖汽船【公式】 (@biwakokisen) October 21, 2017
小腹が空いても安心。彼女と一緒に大津でミシガンクルーズを楽しみながら、近江牛バーガーを頬張りました。
まるで夢のような時間でしたね。
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そして僕が今回一番楽しみにしていたのは、1階の船首部分に設けられた…
注:イメージ画像(出典 Instagram)
カップル向けの撮影スポット「ラバーズ・ミシガン」です。
ミシガンは2014年1月、プロポーズに適したロマンチックな場所として、船舶としては初の「恋人の聖地サテライト」に認定されました。
この事から、恋人専用の撮影スポットをデッキ上に作ったんですね。
注:イメージ画像(出典 Instagram)
僕は早速、映画「タイタニック」を彷彿させる魅力的な撮影スポットで彼女と記念撮影をしました。
※この写真は僕にとって、宝物になりそうです。
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写真撮影の後は、船体後部の「パドルウォッチ」へと移動。
先ほども言いましたが、ミシガンはこの巨大なパドルで水を掻いて推進力を得ています。
すぐ側まで水しぶきが飛んでくるほど力強く、その迫力に圧倒されます。
※そして、なぜか不思議とずっと見いていられる感じ。多分1時間でも見続けられる自信がありますね。笑
2階のパドルウォークに移動して、真上から覗き込むアングルもまた違った魅力を感じれるのでオススメです。
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そして、ミシガンが発着する大津港の沖合いにある防波堤上には…
世界最大級の「びわ湖花噴水」が設置されています。
長さ約440m、高さ約40mの大噴水で、運良く放水時間があえばミシガンの船上からも眺められます。
ちなみに、夜になるとは3色にライトアップされるそうですよ。
※幻想的な景色を眺めながらの、ナイトクルーズデートもおすすめです。
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そして、進行方向の左手からは…
世界遺産・延暦寺のある比叡山を一望できます。
ちなみに、延暦寺の根本中堂には、約1200年間、消えることなく燃え続ける「不滅の法灯」があるんですよね。
火を灯し続けるために、菜種油を絶えず注ぎ続けなければならない…ということから「油断大敵」という四文字熟語が生まれたことはよく知られています。
※不滅の法灯は、約450年前の織田信長の比叡山焼き討ちによって、一度途絶えているのですが、分灯してあった同じ天台宗の「山形県立石寺」から再び分けてもらって再点灯されたと言われています。
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話が少し逸れてしまいましたが…
クルーズの終盤を迎えるころ、3階のクルーズデッキでは音楽イベントが開催されていました。
開放感あふれるデッキから雄大な琵琶湖を眺めて、彼女と一緒に音楽を楽しむ…これ以上に素敵なデートは見つからないような気がしています。
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クルーズを終えた帰り際…
「私、恋人といつかミシガンクルーズしたいと思ってたの!本当にありがとう。今日は夢が叶っちゃった…。」
と話していて、満足してもらえたようで一安心しました。
大津でデートを楽しみたいと考えている方は、一度ミシガンクルーズへ訪れてみて下さい。素敵な時間を過ごせる事、間違いなしです。
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参考:ミシガンクルーズ – 琵琶湖汽船 – びわ湖クルーズ