みなさんこんにちは。堺市出身・在住の30代のサラリーマンです。現在は堺で会社を経営しています。
…といっても、私はずーっと堺に住んでいたというワケではありません。
もともとは堺で生まれ育ちましたが、大学では東京の大学に進学。そこから就職も東京の企業にしますが、最初の配属で山梨となります。
転勤の多い職場だったので、その後九州、東北と飛び回っていたのですが、2年ほど前に結婚をしまして…
今の仕事のままでいいのか?などといろいろ考えた結果、やっぱりこんなにいろいろ転勤のある仕事はダメだな、と思い至り、”起業”するに至ったというわけです。
…そして、地元である堺に帰ることにしました。
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ようやく事業も軌道に乗り始め、プライベートでももうすぐ子供が生まれることになっていて、あり難いことに楽しく過ごさせてもらっています。
堺に住むの10年以上ぶりということになりますが、街を見る目線というか、街を見て感じることというか、そういったものも以前とは全く変わっていて…
自分も大人になったんだなぁと、しみじみ感じてみたり。
特に今は子供ができるというところというのもあって、”次世代につなぐ”という意識もどこかで芽生え始めています。
地域コミュニティなんかにも積極的に参加したいと思うようになりましたし、父や母のしていたことの意味・意義もわかるようになってたりして…
自分でも驚いていますけどね。
昔は気にならなかった地元の文化や伝統なんかも気になってきたりもして。
地元についてたくさん知らなきゃいけないなと思っていますし、実際にいろいろと調べたりもしています。
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東京出身である妻も、子どもができてからの僕の意識の変化ぶりに驚きつつも、共感してくれますし、一緒に地元について知ろうとしてくれていて、ありがたいなと思います。
そんな中で、私が何度も足を運んでいるのが「堺伝統産業会館」という施設。
その名の通り、堺の伝統工芸について解説する博物館施設なんですが、これがなかなか素敵な施設なんですよね。
注:イメージ画像(出典 Instagram)
堺伝統産業会館は2011年にオープンしたばかりの比較的新しいスポットで、堺の伝統産業を一堂に集めた施設。
刃物、先行、染め物、自転車、昆布、和菓子など、堺のあらゆる伝統産業を網羅した博物館・ショップ・体験施設として知られます。
注:イメージ画像(出典 Instagram)
近年オープンした施設なのでとても綺麗ですし、入場も無料。
そうでありながら展示は充実していて、建物内はも広く、ショップまであるんですよ。
1回行くだけですべての内容は見ることができるんですが、何度も足を運び、じっくりいろいろな作品を見ていくと…少しずつ伝統工芸への理解も高まっていく気がします。
注:イメージ画像(出典 Instagram)
そして、複数ある伝統産業の中でも…堺を代表する産業というのが”刃物”なんです。
堺の刃物は「堺打刃物」と呼ばれ、包丁やハサミなどが作られているのですが、その品質の高さは広く認められ、プロの料理人は9割が堺打刃物の包丁を使用しているともいわれるほどなんだとか。
注:イメージ画像(出典 Instagram)
全国全体の包丁のシェアとしては7%程度ということですから、堺打包丁を持つというのは一流の証、と言えるかもしれませんね。
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堺には5世紀に鍛鉄技術が伝わり、その後平安時代以降は刀製造を手掛けるようになり、江戸時代には包丁を作るようになりブランド化も進んだのだとか。
注:イメージ画像(出典 Instagram)
そんなわけで、この伝統産業会館の内部では刃物に関する展示が一番広いスペースを取っていて…
独立して「堺刃物ミュージアム」という形で運営されています。
入ってみると、堺刃物の実物がずらりと展示されているうえに、パネルや映像による解説もあって、かなり充実していますよ。
注:イメージ画像(出典 Instagram)
春には「堺刃物祭り」が開催される事などからも…堺にとっては物が特別な産業だということがよくわかりますね。
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さらに、伝統産業会館では毎週様々な催し物を行っていて、産業に関する実演なども行われています。
注:イメージ画像(出典 Instagram)
中でも、”包丁研ぎ”や”包丁研ぎ直し”の実演は、ほぼ毎週開催されるレギュラーイベントとなっています。
他にもお香作り体験や和菓子作り体験など、様々な体験イベントがあるので、大人も子供もきっと楽しめることと思います。
注:イメージ画像(出典 Instagram)
建物自体も蔵のような、和風で素敵なデザイン。場所としても訪れるのが楽しいスポットになっているんです。
これから産業のほかにも、もっと地元のことを知っていきたいと思っていますし、こうした伝統産業や地元・堺について、どんどん力になっていけたらいいなと考えています。
堺伝統産業会館【HP】
住所:大阪府堺市堺区材木町西1丁1-30
生まれてくる子供にも地元を好きになってもらいたいなあ、と思いつつ学ぶ毎日ですね。
ぜひ堺市の人も、そうでない人も、皆さん機会があれば伝統産業館に来てみてください。実はすごい町なんだと感じてもらえると思います。
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堺伝統産業会館
堺伝匠館(さかいでんしょうかん)、別名「堺伝統産業会館」は、大阪府堺市にある施設で、堺の伝統産業を一堂に集めた展示・体験スペースです。
・施設概要
TAKUMI SHOP(タクミショップ):1階に位置し、包丁や注染・和晒、線香、昆布製品など、堺ゆかりの和菓子を含む多種多様な商品が購入できます。
TAKUMI EXHIBITION(タクミエキシビション):2階にあり、堺の伝統産業に関する歴史、製法、道具などを展示しています。
堺刃物ミュージアム「CUT」:堺の刃物の歴史や製造方法、道具などを実物、模型、イラストで展示。特に包丁の工程ごとの素材を用いて製作したシャンデリア「HIBANA」が注目されています。
その他、堺伝統産業会館では、さまざまな伝統産業の実演や期間限定イベントが開催されています。これらのイベントは見学無料で、最新情報は公式ホームページで確認できます。