東京・深川と言えば、近年は「清澄白河駅」を中心に新たなコーヒーショップが続々とオープンしている。
どうやら、アメリカのサードウェーブコーヒーの余波が日本にも来ているようだ。
5キロほど先にはスカイツリーが…
と言いつつも、深川の街にはまだまだクレイジーな感じの人も歩いている。
ゴミもよく落ちているし、古びた謎な店や、潰れた商店も多い。フカしている車も通るし、道に唾を吐いている人も闊歩している。。
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今回は、そんな深川にあるスポットの一つ…
江戸の下町を忠実に再現
『深川江戸資料館』を紹介したいと思う。
今でこそ、豊洲や新木場などの新たな埋立地が出来たが、深川は江戸時代までは東京湾沿いの街であり漁師がたくさん住んでいたようだ。
※漁師料理の一つ”深川めし”なんかも有名である。
深川江戸資料館・入り口
『深川江戸資料館』は、そんな深川を含む”江東区”の文化や資料を中心に展示している施設で、当時の生活を再現した住居などが施設内にいくつも設置されている。
…早速、中に入ってみよう。
横綱大鵬顕彰コーナー
ちなみに、入り口には江東区の名誉区民一号である横綱・大鵬の歴史をふり返る資料を展示。
引退の時に切り取った”まげ”も展示されていた。生々しくて少しソワソワした。ちなみに、大鵬と江東区の関係についてはさらっと見たけどよく分からなかった…。
※江東区は大鵬の出生地でもないし、所属していた二所ノ関部屋の場所もこの辺りではない。
施設内にはリアルな住居が並ぶ
そして、お待ちかねの常設展示室へ。
こういう感じの小型のジオラマはよくあるんだけど、深川江戸資料館は建物が全て1/1スケール。小さな町の中を実際に歩いている感じで非常に面白い。
川に柳、小舟も浮かんでいる
施設内に水を張って小舟も浮かばせていた。
…いいね、このリアルな感じ。
鬼平犯科帳とかに出てきそうな、下町の風景。その中に放り込まれたようで、とてもトリップできる。
もちろん家の中にも入れる
そして、外から見るだけではなく中にも入れる。
当時の人は少し体も小さいし、家もコンパクトな感じという印象だったが、実際に中へ入ってみるとぜんぜん生活できそう。
※ちなみに、厠(トイレ)もちゃんと再現してあった。
作業部屋
この家では、桶とか籠とか作っていたのかな?
作業部屋は畳ではなく板張りに、藁を敷いている。今でいうカーペット?もしくは座布団の役割だろうか。
・・・
そんな魅力的な施設なのだが、ただ一点気になるのが…
船宿「升田屋」と「相模屋」
施設内が全体的に暗い。写真を撮るのが難しい。
これは”夜の江戸の町”を表現しているからだと思うが、室内も薄明かりの状態でだんだん眠たくなるし、細部まで見えないのが残念だなぁ。
ま、こういう雰囲気を味わえるのも悪くはないんだが。
外から部屋の様子が見える建物も
あと、『江戸東京たてもの園』の時もそうだったが…
スタッフの人がやたらと解説してくる。汗
建物の中の様子をただ見たいだけなのに、無駄なコミュニケーションを要求されるので少々疲れた。まさに親切の押し売り。
”喋りかけないでプレート”を首からぶら下げたい気分。
参考:インスタ映えを狙うなら『江戸東京たてもの園』がオススメ
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とまぁ、最後はグチっぽくなってしまったが…
深川を流れる川
『深川江戸資料館』は行って損のない施設です!
ありがとう深川。そしてさよなら。
深川江戸資料館【HP】
住所:東京都江東区白河1丁目3-28
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深川江戸資料館
深川江戸資料館は、東京都江東区にある、江戸時代に関する資料等を収集、保存及び展示している資料館。1986年(昭和61年)10月1日に開設され、11月16日に正式に開館しました。
深川江戸資料館は、江戸時代(天保年間頃)の深川佐賀町の街並みを大規模に再現した展示を行っており、江戸時代の日常生活や文化を体験することができます。
※さらに、小劇場(定員300人)、レクホール(定員120人)といった文化施設も備えており、これらの施設は一般にも貸し出し可能です。
また、資料館の近くには、深川資料館通りと名付けられた商店街があり、東西約800メートルにわたって広がっています。深川の魅力や下町の魅力を知りたければ、あわせて足を運ぶことをおすすめします。