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正直、とっつきにくい…『日本科学未来館(東京)』が楽しめなかったワケ

東京には様々な博物館があります。そんな中、今回はこちらの施設に足を運んでみました。

大きなデジタル地球儀

大きなデジタル地球儀

『日本科学未来館(Miraikan)』です。

この写真だけを見ると、”おお〜っ行ってみたい!”ってなりますよね。…ただ、実際はなんだかそんなに”分かりやすい”ものじゃなかったんです。

その理由を、今から少し述べたいと思います。

日本科学未来館

施設は2001年にオープン。場所は”お台場”です。

まずは、日本科学未来館のオフィシャルHPに掲載されている『About us』をご覧ください。

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日本科学未来館とは
日本科学未来館は、いま世界に起きていることを科学の視点から理解し、私たちがこれからどんな未来をつくっていくかをともに考え、語り合う場です。
展示をはじめ、トークセッション、ワークショップなど多彩なメニューを通し、日々の素朴な疑問から最新テクノロジー、地球環境、宇宙の探求、生命の不思議まで、さまざまなスケールで現在進行形の科学技術を体験いただけます。

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…読んでもよく、わかんないですよね。汗

どんなモノが置いてあるとか、何点展示しているとか、そういうのではなくかなり抽象的表現。なので、そもそも博物館や資料館の類ではないようです。

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それと…

”これからどんな未来をつくっていくかをともに考え、語り合う場です。(HPより)”

というのが、この施設の「非ポップさ」を物語っています。つまり哲学的なんです。

入り口・エントランス

入り口・エントランス

”考えて語り合う”…なんだか、面倒だなと。

※この考え自体を否定したいのではなく、僕自身は博物館は”受動的なだけでいい”という考えであり、観覧者が思わず見たくなるものをずらっと並べてほしいんですよね。

常設展は3Fからスタート

常設展は3Fからスタート

この施設のとっつきにくさを、具体的に言うと…

モニター(タッチパネル)がいくつも設置してあり、わざわざ触れないとそもそも何なのか全く分からない。

※まずはこちらから歩み寄らねば理解できないようなものが多い。つまり、一瞬で目を引くようなものが少ない。

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もちろん、アナログ的なものもあるんですが、それも難解なモノが多い。

球体が転がり続けるだけのモニュメント

球体がレールの上を転がり続けるだけ

例えばコレ。

地球で起こる自然現象(パワー)を表現したモニュメント。

僕に学がないだけかもしれませんが、なんだか”アート作品”を見させられているような気分になります。汗

※子供はさらに分からないでしょう。これなら、ピタゴラスイッチの方が断然ポップで素敵だと思う。

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このアート感覚でポエミーな雰囲気は、これ以外にも多数。

※写真がないので、オフィシャルHPより抜粋したものを掲載します。

ノーベルQ「ノーベル賞受賞者たちからの問い」

ノーベルQ「ノーベル賞受賞者たちからの問い」

100億人でサバイバル

100億人でサバイバル

…アート感、満載。

もっと、未来を感じさせるようなハードやガジェット的なものを見たかった。それこそ”大阪万博”的なのを期待していた分、少し肩透かしをくらった印象です。

※せっかく東京・お台場まで来たのに…とがっかりした部分が正直ありました。

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なんだかネガティブな事ばかり書いてしまいましたが、僕的に面白かったものもいくつか紹介したいと思います。

こちら、国際宇宙ステーション

もちろん中に入れます

『こちら、国際宇宙ステーション』

あの宇宙ステーションん一部を再現したモニュメント。これはパッと見で、”中に入ってみたい!”ってなりましたね。

こういう、ワクワク感が大事。

中はこんな感じ

中はこんな感じ

実際に中へ入ると…閉鎖感が凄い。そして酔いそう。汗

それでも、”哲学的なアレ”よりかは断然面白い〜!

宇宙ステーションって、テレビとかで見る限りは快適そうに見えるんですが、この中で数十日生活するとか病みそうだな。。

宇宙ステーションのトイレ

宇宙ステーションのトイレ

施設内には、トイレが再現されていたり、宇宙食を紹介していたり…こういう感じはとっても面白い。

タッチパネルでどうのこうのよりも、パッと見て理解できるものって素敵。

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…そして、やっぱりコレが一番良かった。

ジオ・コスモス

液晶の球体が、常に動き続ける地球を表現。

『Geo-Cosmos(ジオ・コスモス)』

直径6メートル・重さ13トンの、超巨大な地球の模型。もちろん、間近で見ることができます。

※有機ELパネルを10,000枚以上使い、1,000万画素を超える高解像度で地球の姿をリアルに映し出しています。

テレビでは、天気予報で雲の動きとかを平面的に見せますよね?それが球体に沿って立体的に映し出されていて、すげ〜と感動。

これはずっと見ていられる。

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あとは、さらっと紹介。

H-IIAロケットのエンジン

実物だそうです

『H-IIAロケットのエンジン』

個人的に、「下町ロケット」のドラマを思い出して胸アツになりました。バルブ!バルブがー!…ってヤツ。

ただそれだけなんですが、良かったです。

オルタ(手前)とオトナロイド(奥)

オルタ(手前)とオトナロイド(奥

『アンドロイド』

人間に似たロボットであるアンドロイド。その中で、複雑な動きができる「オルタ」と、見た目が人間そっくりな「オトナロイド」を展示していました。

ただ、これを見て…

”世界最先端のアンドロイドを見比べながら、アンドロイドのいる未来について、また人間という存在についてあらためて考えてみましょう。(オフィシャルHPより)”

と言われても、こっちは困る。汗

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という事で、多少辛辣な表現も多かった今回のブログ…汗。

たしかに僕は科学者でもないし、宇宙について詳しいワケでもないので足りない部分はあったかもしれません。ですが、施設に訪れて受け取った感想は上記のような事なので、ご理解下さい。

皆さんも、東京・お台場へお越しになった際は一度足を運んでみては!?

information
日本科学未来館HP
日本科学未来館【HP
住所:東京都江東区青海2丁目3-6

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