どうもこんにちは。
栃木県宇都宮市出身、大学では東京の大学に通い、現在は地元・宇都宮でサラリーマンをしている25歳の男です。
知名度だけは高いのに、餃子以外何も知られていない街・宇都宮ですが、僕はそんな地元を愛しています。
確かに地元民からしても、宇都宮の特徴はグルメだと思います。餃子はもちろん、餃子以外にも飲食店が非常に多く、料理のバリエーションも多い。
そして美味しい。
日本中に誇ってもいいほどのグルメな街だと思っています。
しかし、まあグルメの街って言っても、わざわざ遠くから来る価値があるかって言われると微妙ですよね。ごはんのためだけにっていうのは。
じゃあ、何か観光地があるのかって言われると、わざわざ遠くから来るようなものがあるかといわれると微妙…。
まあ、宇都宮に来るなら日光に行くよな、って思います。
日光のおかげで、宇都宮に立ち寄ってくれる人も増えて、日光さまさまです。
しかし、そんな宇都宮にも、人を選ぶかもしれませんが、ものすごく面白い観光地というか、スポットがあるんですよね。僕は大好きで、昔から何度か訪れています。
一応、全国的にも宇都宮の観光地としては認知されているスポットです。
・・・
それが…
「大谷資料館」という施設。
…え、資料館?そんなのが観光名所なの?って思うかもしれませんね。確かに資料館って聞くと、公営の施設で、地元の歴史だったり、何らかのテーマに関するちょっとした展示があったり、本などの資料が置いてあったり、っていうくらいのイメージかもしれません。
しかしこの大谷資料館、そんなイメージを大きく覆す、なんとも特徴的というか、変わった施設なんです。
気軽に行けるスポットで、ここと同じような体験ができる施設はここだけなんじゃないかと思うくらい。しかし、面白くないと感じる人には全然面白くない、かも、という何とも難しいけど魅力満点な施設なんです。
いったいどんな施設なの?ってなると思うんですが…
この大谷資料館、なんと、採石場跡を利用した、採石に関する資料館なんです。
宇都宮市の大谷町では、昔から大谷石という石材が切り出されていて、それらは外壁や土蔵などの建材として利用されてきました。
この大谷石は日本列島がまだ海中にあったころに、火山灰や砂礫が海の中にたまり、それが固まったものだと考えられていて、軽くて柔らかく、耐火性に優れている使い勝手のいい石なんですね。
普段生活していて石材のことはあまり意識しないという人が多いと思いますが、私たちの生活の中で身近に使われている、宇都宮を代表する資源といってもいいのが、この大谷石というわけです。
大谷資料館はそんな大谷石についての資料館・博物館。
もともと大谷石の採掘場だった場所を使った博物館となっていて、大谷地域の地質、そして大谷石についての解説、石の採掘方法や採掘形態について詳しく解説していて、主に本格採掘がはじまった江戸時代のころから昭和中期までの手彫りで採掘を行っていた時代に関する資料を紹介しています。
あんまりこうした採掘、採石に関する博物館って、聞かないんじゃないでしょうか?それだけでちょっとワクワクしちゃう人もいるのでは?
しかし、なんといってもこの資料館のメインは、広大な地下採掘場跡。実際に1919年から1986年までの間、約70年間にわたって大谷石を掘り出してきた実際の空間を整備して見学できるようにしています。
広さはなんと約2万平方メートル。
これまでに採掘された石は1,000万個にものぼり、その掘り出した後がこれほどの広大な空間になっているんですね。
当たり前ですが、石をどんどんほって作られた空間なので、そこはまるで洞窟のようになっていて、1年を通して平均気温が8℃となっています。
僕が初めて訪れた際は真夏だったんですが、中に入ると寒くてびっくりした記憶があります。それ以来、ここを訪れる際は上着を持っていくようにしています。
まさに天然の冷蔵庫ともいえる空間になっていて、戦時中には陸軍の秘密の倉庫として使われていたこともあるんだとか。
その幻想的な空間は多くの人に愛されていて、これまでの歴史の中でコンサートや舞台、美術展の開催や映画のロケ地など、様々な用途にも利用されてきています。
こんな場所で見るコンサートなんて、最高に決まってますよね。
洞窟や自然スポット好きな人はかなり楽しめると思いますし、男の子が特に好きで、よくはしゃいでいるイメージがありますね。(音がひびくので、走っちゃいけませんけど。)
観光地としてはちょっと定番ではないかもしれませんが、わざわざ宇都宮にやってきてでも見る価値はあると思いますし、宇都宮にやってきた際には、是非立ち寄ってみてほしいです!!
大谷資料館【HP】
住所:栃木県宇都宮市大谷町909
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大谷資料館
大谷資料館は、大谷石の採石場跡を活用した施設です。
この博物館は1979年に開館し、大谷石の地質、採掘方法、歴史、およびその採石場跡についての展示を行っています。大
※谷石は加工が容易で美しい石材として知られ、古墳時代から使用されてきました。
主な展示と活用
大谷資料館の展示内容は、大谷石の地質や採掘技術、地下採掘場の歴史に加え、巨大な地下空間を利用した文化イベントの開催地としても利用されています。
※この地下空間では、コンサート、演劇、ダンスパフォーマンス、映画上映会など様々な文化活動が行われており、プロジェクションマッピングを使用したイベントなども。